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人生の壁 養老孟司
人生の壁を避けた先に、ある場所と生き方がある。
それは『自足の思想』。
養老先生はそこで生きることを薦めてくれている。
多くの方に本書を読んでその場所を知ってほしいし、
ぼく自身もそこで生きていきたい。
【 どんな本 ?】
ぶつかっても、大丈夫ですよ。シリーズ累計690万部突破!
今度のテーマはずばり「人生」。
生きていくうえで壁にぶつからない人はいない。それをどう乗り越えるか。どう上手にかわすか。「子どもは大人の予備軍ではない」「嫌なことをやってわかることがある」「人の気持ちは論理だけでは変わらない」「居心地の良い場所を見つけることが大切」「生きる意味を過剰に考えすぎてはいけない」――自身の幼年期から今日までを振り返りつつ、誰にとっても厄介な「人生の壁」を越える知恵を正面から語る。
目次
第1章 子どもの壁
第2章 青年の壁
第3章 世界の壁、日本の壁
第4章 政治の壁
第5章 人生の壁
あとがき
【 読書感想 】
人生にはいろんな壁がある。
今までずっとその壁は乗り越えろと教わってきた。
ぼくもそれが正しいと思ってた。
本書『人生の壁』で養老先生の生き方に感銘を受けた。
養老先生は人生の壁は避けてきたそうだ。
人生の壁を避けるためには、
まずは「自分とは何か」を知る必要があると感じた。
そもそも自分とは、空っぽのトンネルのようなもの。
その空っぽの自分を埋めてくれるのは、煩わしさの先にある人間関係。
煩わしい人間関係が、実は自分に重みを与えてくれる。
西洋思想の影響で現代人は、本当の自分が存在すると考えるが多数いる。
実際は空っぽの人間が過度に自己の存在を主張すると、
その行動は極端に過激なものとなる。
昨今の残虐な事件の真相が垣間見れた気がした。
人生の壁には人間が関係が作った壁が多い。
その壁は人間同士が作ったものだから、誰かのせいにできる。
だけど自然が作った壁は、誰のせいにもできない。
その壁に特に意味はないのだから。
だから避けて通るしかない。
そこで花鳥風月に触れてみるのはいかがだろうか。
本書の最終章。
人生の壁を避けた先に、ある場所と生き方がある。
養老先生はそこで生きることを薦めてくれている。
それは『自足の思想』。
多くの方に本書を読んでその場所を知ってほしい。
ぼく自身もそこで生きていこうと思う。
人生の壁にぶつかっても大丈夫。
壁は避けてもいい。
『 メメント・モリ 』
『 カルぺ・ディエ 』
死を思い、今日という日を精一杯生きねば。
【 心に沁みた言葉〜言葉の燈〜 】
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