地球温暖化防止 カーボンニュートラル 脱炭素社会へ
6月11日日曜日の朝、おはようございます。
昨日の勉強会での地球温暖化防止への取り組みです。
世界各地のニュースで見聞きする深刻な地球温暖化問題。日本でも梅雨と台風が同時にくるようになりました。
いきなり本題です。(^ ^)
気候変動に向き合うべく世界各国は脱炭素化に向けてさまざまな方針を発表しています。しかし、気候変動のような地球規模の課題は1つの国だけで解決できるものではありません。世界の国々が足並みをあわせ、温室効果ガス削減に取り組む必要があります。
2021年にイギリスのグラスゴーで開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議 Conference of Praties)では、約120カ国の代表団、科学者、環境保護活動家など2万5000人以上が参加し、気候変動に向き合うため、協議が行われました。
COP26では、世界的なCO2の削減目標や、その手段、2015年に策定されたパリ協定の具体的な実施ルールについて議論されました。
パリ協定とは、2015年12月にフランス・パリで開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で、世界約200か国が合意して成立したものです。パリ協定では、地球温暖化防止に向けた対策の大枠のみが定められており、脱炭素社会の実現のために、各国が具体的な政策を立案し、実行していくことが求められています。主なパリ協定の要点を以下にまとめました。
平均気温が上がるのを2℃未満にする。(努力目標は1.5℃未満にする)
各国が温室効果ガス削減目標を立て、5年ごとに見直す。
温暖化で起きる被害を軽減する対策を立てる。
COP26では、成果文書「グラスゴー気候協定」が採択されました。石炭火力発電の利用を段階的に廃止することが明記されたほか、「気温上昇を1.5度に抑える努力を追求すると決意する」とパリ協定の努力目標の1.5度を追求する姿勢が鮮明になっています。
この実現に向けて、世界が取組を進めており、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げているところです。
COP26では各国が気候変動問題対策について発言をしています。一例としてアメリカと中国の共同宣言を紹介します。
アメリカと中国は温室効果ガスの1つであるメタンの排出量削減に向け、共同宣言を発表しました。共同宣言では、二酸化炭素の20倍以上の温室効果があるとされるメタンの排出削減を目指し、排出量の測定で協力したり、2022年前半に会合を開き、具体策を協議する予定になってます。二酸化炭素排出量トップ2の中国とアメリカが共同宣言を出すことで協調姿勢を国際社会にアピールする狙いがあると見られています。
今日はこのぐらいにしておきましょう。
すでにヨーロッパ、アメリカ、日本、その他の多くの国々でなどで、税金を投入して阻止していく取り組みが始まっています。
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