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「西川龍馬、カープ残留」それでも手放しには喜べない。

こんちゃ!こちらPL!

今月22日、西川龍馬のカープ残留が発表された。オリックスへの思いをYouTube動画で本人が語っていただけに、このニュースを聞いた時は、ファンとしてはホッとした。新生カープのリーダーとしての来季の活躍が待ち遠しい。

しかし、僕はこのニュースを手放しに喜ぶことは出来ない。なぜなら今季の彼は、143試合中125試合出場に留まり、彼にとって100%の活躍がで出来なかったからだ。打率.315と素晴らしい成績を残したものの、規定は未到達だ。

打率.315    安打 123   本塁打10   
OPS.822    得点圏打率.380    打点53

プロ野球選手でいる旨味の1つであろう高年俸の契約をGETすることが出来る最大のチャンスは、間違いなくFA権行使時の交渉だろう。その交渉に望むなら、来季143試合近く出場して、今季よりも良い成績でFA権を行使または、カープと改めて交渉しようと考えているのではないかと思うというのが、手放しに喜ぶことが出来ない理由だ。

しかし、もし彼が背番号変更を今オフにするなら、ファンとして22日に発表された彼の残留は長期的なカープ残留なのではないかと不安が一掃されると思う。

チームへの長年の貢献や来季7年目ということを考えても本来なら背番号変更があってもおかしくない。

今オフ中の背番号変更に「来季以降のカープ残留」があるのではないかと思う理由は、直近で移籍する可能性のある選手本人は、重みのある背番号への変更は望まないと思うからだ。

いずれにせよ言わずもがな西川龍馬はカープに必要な選手だ。類まれな打撃センスを今後も発揮し、ゆくゆくは2000本安打を達成して欲しい。そして彼はカープの選手として引退して欲しいと思う選手のひとりだ。

また戦力面だけでなく、彼が西川家に長男として生まれたからか、後輩の面倒見が良いという話はよく聞く。小園や羽月など将来有望な選手の良きお手本としてもいてくれなければ困る選手だ。

来季オフが気がかりという話をしたが、ひとまず新生新井カープのリーダーとして、彼の思う通りの契約を勝ち取るという意味でも、今季を超える2023年シーズンの活躍に期待したい。

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