【読書記録】食堂かたつむり
今回は、【食堂かたつむり】についての要約と紹介を行いたいと思います。
・本の概要
主人公の倫子(りんこ)が、恋人に全てを奪われ、声を失った後、故郷に戻り、一日一組限定の不思議な食堂「かたつむり」を開く物語。
倫子は、お客様の悩みや事情に合わせて料理を創作し、その料理が人々の心を癒していく。
恋人に裏切られた、ショックで声を失ってしまった倫子は、故郷に帰り、母親の瑠璃子(るりこ)に頭を下げて、物置小屋を借りて食堂を開業する。
その店舗名は「食堂かたつむり」と言い、事前に客の要望を聞き、その人に合った料理を提供するというユニークなスタイルで、多くの人々が訪れるようになるのだが、、、、
倫子は様々な人々との出会いを通して、自身の過去や家族との関係を見つめ直していくことになる。特に、母親との確執や、エルメスという豚との出会い、そして自身の料理に対する情熱が、自身と自身の周囲を変えていくのだが、、、
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