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繊細でお上品な料亭の和菓子

先日、気品にあふれる方からお手紙をいただきました。

そこには

「松も明け、淑気のなかにも日常の装いが戻りつつありますこの頃、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。・・・・・」

と美しい時候の挨拶からはじまる。
四季の移ろいの表現、これだけでも日本の言葉って豊かだなーと感じます。

そして翌日、和菓子が我が家に。

お手紙と贈答品を別日に送る、というのは上品な大人のマナーなのでしょうか?
庶民のわたしにはわからないけど、恐縮しながらテンションがあがり有り難さと嬉しさはMAXに。

そのお品は「れんこん」を使った

「蓮もち」


開封時、れんこんと聞いてシャキシャキ食感を想像してたけど、蓮粉なので全然違った。


水面より清廉に咲く蓮の花につらなる蓮の根。
古来より、滋養ある食材として、大切に食されてきました。
その蓮の根から採れる蓮粉と、和三盆糖蜜を練りあげ、丁寧に裏ごしされたなめらかな栗の餡を合わせました。
蓮粉から生まれる独特のとろりとした口あたりと、栗と和三盆のやさしい甘味をお楽しみください。

蓮もちの説明文

一口食べてみると、さすが料亭の和菓子。
プルンプルンの触感に和三盆糖のやさしい甘み、そして中には心地よい滑らかな食感の栗餡が美味と上品。

そして「れんこん」って滋養ある食材だったんですね。

蓮もちは、美味しいだけでなく、常温でプルンプルン、少し冷やしてプルプル、そして少し温めてトローリと食感が変わるのも嬉しい。


特別にお世話になった方への贈答にお勧め。
おそらく他の方と被ることなく喜ばれるお品だと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


※この記事は、贈っていただいた方への配慮として拡散に相応しくないため、数日後には有料記事とします


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