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米作りにチャレンジ2年目【脱穀作業】

今年始めたお米作り、田植えから約4ヶ月が経ち今回は1週間前に行った稲刈り後に稲架掛けをした稲の脱穀作業(稲の穂先から籾もみを落とす作業)をすることに。美味しいお米になっていることを祈りながら。

この作業は機械(手作業だとあまりにも重労働なので、機械が入れる場所で作業しました)で行います。
今回は稲架掛けしたチームの稲わらの脱穀、機械を使ってもかなりの重労働。

ただ、この日も暑かった~

この稲架掛けした稲穂の脱穀作業をはじめる
上から覗くと稲架掛けのある風景が美しく思える
脱穀はこのもみ殻を穂先から外していく作業

狭い段々畑に脱穀機が入ってきた。
狭い土手の段差を乗り越える運転技術はベテランならでは。
土手を登ったり横切ったりする際は倒れそうにもなり、わたしには無理😓

脱穀機がやってきた

脱穀機に稲架掛けした稲穂を投入、背後からもみ殻を採取した残りの稲わらが出てくるのでそれを集めて田んぼに撒いていく
地力向上のために使い、捨てるものは一切ない先人たちの知恵

ここでわたしも自分の家庭菜園の草マルチ用に少し戴くことに、、、ありがたい😊

脱穀機に稲穂を投入し、背後から出てくる稲わらを集める
地面を裸にしないように稲わらを敷いていく
時に脱穀機は土手ギリギリを走ります

作業の途中、脱穀機にもみ殻が一杯になると一旦もみ殻袋に排出。
ちょっとの休憩時間をとる。
ふ~、水分補給水分補給😓

そして合間、農家の方からの言葉に感心。
それは、
「稲刈りをした際の一握りの稲穂がお茶碗一杯分のお米となる。昔の人は、家族や親族一人一人の顔を思い浮かべながら皆の分を手刈りしていたんですよ。そうすることで思いやりをもって疲れを知ることなくお米一粒も大事に収穫していたのです」と。

隔世の感があるけど~😣
お米は金で買うものという時代に知っておくべき大切な考え方

脱穀機からもみ殻を移す
大量のもみ殻が出てくる

わたしたちの作業はこれで終了。

でも、農家さんたちはこの後、もみ殻を乾燥。
そしてエアーで石等不純物を取り除き機械でもみ摺りをして玄米にするとのことです。

農家のみなさま、ありがとうございます!


おまけ

脱穀作業に入る前に、組合の会長さんと話す機会がありいろいろ聞いてみた。

Q1.今年のお米の出来は昨年と比べてどうだった?
A1.今年は質量とも良くて安心した。
   量は昨年の約2割増程度。昨年小粒だったお米の粒も通常に戻り上出来だった。

Q2.猛暑が続いているのに何故?
A2.量については獣害や台風の影響が少なかったこともあるけど、質量とも雨の降り方による水量が良かったと思う。

Q3.去年は赤とんぼが飛んでいた同じ時期に、今年はシオカラトンボが飛んでいて気温が明らかに上昇。お米への影響が心配だったけど大丈夫だったということ?
A3.とんぼについては、先日NHKの職員が来て虫取り網で沢山捕獲して羽根に何かを書いてリリースしていた。生態を調べてるみたい。
お米への影響は今年は大丈夫だった。

(わたしの感想)
今年は雨が降らなかったと思っていたが、短時間のスコール的大雨が降ったことが良かったのかな
お米の出来が良くて一安心、農家の皆様がなにげにいつもより笑顔だった理由がわかりました(笑)

とんぼのことをネットで調べたら、「ダーウィンが来た!」の番組の調査だったような気がします

最後までお読みいただきありがとうございました。

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