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交通死亡事故ゼロへの思い
わたしが以前「KINTOと交通安全祈願」という記事に書いた「聖光寺」。
「販売の神さま」と言われたトヨタ自販初代社長の神谷正太郎翁が、これから始まる車社会の発展及び安全を願って昭和45年(1970年)に建てたというお寺。
この聖光寺、先日の「トヨタイムズ」で紹介されていたが、その内容に驚き。
トヨタ自動車グループが設立した安全祈願のお寺であるが、「第二回タテシナ会議※」として2023年7月にはスズキやマツダやスバルなど他メーカー、サプライヤー、保険会社などのトップ約100名も参加。
企業の枠や立場を超え、安全への想いを共有する。
この交通死亡事故、世界では2013年に125万人だった犠牲者が現在130万人まで増えている。
一方、日本は安全に対する努力によりピークの1.6万人から3千人を切るまで減ってきたという。
※「タテシナ会議」とは、蓼科にある山号蓼科山の聖光寺で行う、日本で交通安全ゼロを目指す安全会議。豊田会長は、この会議を(自動車産業の)約550万人を代表して世界に発信する第一歩としたいと願う。
2019年に第1回、コロナ禍により今年4年ぶりとなる第2回会議を実施した。
その動画がこちら ↓
トヨタ自動車は、50年以上前に、この先を読みモータリゼーションの時代に備え交通安全を祈願しなければならないとの考え。
そしてその安全祈願の為、当時のトヨタ自動車の財務内容はそれほど芳しくなかったにもかかわらず、ビジネスにもならない(お金を生まない)お寺を建立する実行力。
そして今では日本の自動車業界全体で祈願、世界へ発信しようとしている。
自社のことだけでなく、日本国、そして将来訪れる社会を世界の範囲にまで広げて考える。混沌とした時代だから精神性が重要。
その社会を変える力が結果的には、トヨタ自動車が4年連続世界最大の販売台数を誇るまでに繋がる。
その未来を見据えた長期的な考え方、リーダーシップ、に驚きました。
これぞ、日本のトップ企業。感動しました。
おまけ
そしてもうひとつ(わたしごとだけど😆)驚いたのが、
わたしの車を祈願していただいたのが、なんと動画に出演されていた聖光寺の歴史を知る松久保秀胤住職。
奈良県から来たとおっしゃり威厳があると思っていたら、、、
わたしはきっと交通事故には巻き込まれないでしょう(笑)
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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