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【岐阜県】関ケ原古戦場跡&伊吹山

岐阜県の関ケ原町

行ってみたいと思いつつ、これまで何度も素通りしてきた場所。だけど、先日、ふと思い立ち訪ねてみた。

そこは、何故これまで行かなかったのだろうと思うほど、見応えがあったんです。

その関ケ原、西暦1600年に言わずと知れた徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が東西を二分する戦国最大と言われる「天下分け目の戦い」があった場所。

今でも食文化や言葉等も東西を二分する分岐点、興味深い場所ですね。



関ケ原古戦場記念館

2020年にオープンしたというこの記念館は、わたしが知る限り興味のある人には堪らないコスパ最高級?(笑)
なんと入館料500円で思いっきり楽しめる。

徳川家康 VS 石田三成

そこは、慶長五年(1600年)に起きた「天下分け目の戦い」を五感で満たし学ばせてくれる。

一階の「グラウンドビジョン」では
床に映された映像で、「天下分け目の戦い」に至るまでの日本全国の武将たちの様子を俯瞰して「あらすじ」を学ぶ。
その迫力は映像だけでなく、語りはなんと神田伯山さん、大迫力で合戦の様子が目に浮かび脳裏に焼き付く。

そして、隣の「シアター」のブースに通され、「天下分け目の戦い」に参加したような映像を楽しむ。それも4DXのように光と音に加えて椅子が動き風も出る。子供にはちょっと刺激が強いかも。

※「グラウンドビジョン」と「シアター」は、写真NGなので画像はありません。また、事前予約していくことが望ましいです

その後は、二階の「展示室」「戦国体験コーナー」、そして五階には360度パノラマの「展望室」を見て回る。

展望室西側の眺め


石田三成陣跡

記念館からほど近く、
ここからは合戦時に豊臣家を守るために石田三成が見てきた景色を肌で感じてきました~。

のどかな場所に彼岸花の咲いてる、奥に見えるのが石田三成の陣地跡
笹尾山の石田三成陣跡にはここから登る
石田三成陣跡中腹には馬防柵
関ケ原を一望する石田三成陣跡
風にたなびく旗印


関ケ原古戦場決戦地

石田隊は東軍の猛攻により敗れ、「天下分け目の戦い」の勝敗がここで決したという


徳川家康最後陣地

桃配山から最後に本陣を移し、最後に首実検を行った場所


おまけ(ドリンク)

徳川家旗印付のベリージュース


伊吹山

伊吹山山頂を目指す伊吹山ドライブウェイの入口は、関ケ原古戦場記念館にほど近いためドライブがてらに寄ってみた。

伊吹山は日本百名山の一つで日本のおおむね真ん中に位置する標高1377m。
以前はいつ訪ねたか覚えてないけど、懐かしく感じる絶景が待っていたんです。

伊吹山

伊吹山のクネクネ道を楽しくドライブしていると、迷彩服のおじさんたちが大きな望遠レンズ付きカメラで何かを狙っている。

訊いてみると、絶滅危惧種の「イヌワシ」が飛んでいる姿を狙っているとのこと。そしてファインダーを覗かせて貰うと、谷間の岩陰には静かに佇んでいるイヌワシが。
根気のいる趣味だな~と思っていると、過去に撮った華麗で優雅で勇ましいイヌワシが空を舞う動画を見せてくれた。
そこでついつい、なるほど~わたしも撮りたいと思うようになる。

「イヌワシ」の雄姿を待っている


山頂駐車場

そうしているうちに、山頂駐車場に着く

絶景、琵琶湖を一望する

恋慕観世音菩薩
そこには観音様が佇んでいた。
この観音様、恋慕観世音菩薩といって「恋愛成就」「良縁成就」にご利益があるそうで、パワースポットとして有名だそうな。

恋慕観世音菩薩
観音様の足元にはこんな言葉が


山頂

そして山頂駐車場から約40分ほど徒歩で山を登る
目指すは、上記恋慕観世音菩薩の足元に書いてあった心に目覚めるお堂「覚心堂」

上記碑により目指した伊吹山寺「覚心堂」

山頂に着くと、そこには「日本武尊ヤマトタケルノミコト」が静かに佇んでいた

日本武尊
日本武尊のアップ

伊吹山は、「一度でも登頂すれば、長く病を離れ、現世においては平穏な日々が得られ、来世においては弥勒菩薩の兜率浄土・阿弥陀如来の極楽浄土へ往生することができる」んだって
ご利益ありあり~


石灰岩

伊吹山の山肌が露出していることが気になっていたけど、多くは自然崩壊したものらしいが、緑化をしながら上部の一部地域ではまだ採掘が行われているらしい。

伊吹山は良質な石灰岩の産地らしい


関ケ原には、まだまだ見どころはあったけど夕方になったので後ろ髪をひかれながら帰ることにしました。
日本には魅力的な場所が沢山ありますね~

興味関心のある方は是非訪ねてみてくださいね~

最後までお読みいただきありがとうございました。

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