昭和レトロな純喫茶「ひめりんご」と大田神社の天然記念物「カキツバタ」
ちょっとモーニングを食べようと隠れ家的な昭和レトロな純喫茶「ひめりんご」に行ってみた。
「ひめりんご」は、京都の上賀茂神社の北西、賀茂川の向かい側に昭和50年代に現在のマスターが夫婦で営業を開始した純喫茶。
芸能人もお忍びで行く知る人ぞ知る店、フルーツサンドが有名という噂を聞いたので行ってみた。
そして、コーヒーを飲んでいると隣に座っていた地方から来たお客さんが大田神社(上賀茂神社東側)の行き方を聞いていたことをきっかけとして、わたしは大田神社、香袋「いせき」、上賀茂神社に行くことになった。
純喫茶「ひめりんご」
大田神社の杜若
「いずれアヤメか杜若」という言葉もあるように、わたしは何度調べても菖蒲とアヤメと杜若の違いを覚えられない。ただ美しいことに違いはない。
それはさておき、大田神社は上賀茂神社東に約800mの場所に所在する摂社、だけど創建は上賀茂神社より古いと言う。
芸能上達、延命長寿、のご神徳があるので、芸能人が参拝に来るのかも?と勝手に推測(笑)
大田神社の杜若は、この地に1万年以前からあり昭和14年に国の天然記念物に指定されているほど見事でした。
香袋・匂い袋「いせき」
大田神社の参拝後、上賀茂神社へ向かおうとしたところ気になるお店があったので入ってみた。
井関家は、代々上賀茂神社に仕えていた社家。安永年間(1772-81年)から屋敷地は変わってないという。歴史の重みを感じます。
今回は、純喫茶「ひめりんご」でお茶を飲むという目的で出かけたが、ひょんなことから天然記念物の杜若を見ることができ、また老舗の匂い袋のお店へ。さらに葵祭直前の上賀茂神社も見応えがあった。
京都もまだまだ隠れた名所がたくさん。インバウンド観光客のまだ知らない人の少ない場所を発見するのも楽しいですね。
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