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日記のようなもの

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眠れない夜に書いた言葉の羅列。
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2019年10月の記事一覧

営業希望の新卒が、編集者になった話。①

2016年4月14日、就活真っ最中の僕は、被災した。その災害には後から「熊本地震」という名がつけられた。この震災をキッカケに、僕の価値観は――特に何も変わっていない。

それはきっと、自宅の被害がそうひどくなったこと、親族にも友人にも特に被害がなかったこと、そして何よりも「就活に精いっぱいになっていて、それどころではなかった」ことが原因だ。被害の様子を映したテレビは、見ると不安になってしまうため、

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下書きフォルダで日の目を待つ物語たち。

下書きフォルダで日の目を待つ物語たち。

今日もひとつ、物語が死んだ。

――予期せず、noteと向き合う時間がなくなったとき、そんなことを考えてしまう。

それは、興味のない飲み会だったり、降りかかってきた残業だったり、怠惰な自分のせいだったり、あとはシンプルに睡魔のせいだったりする。結局ほとんどの場合は、すべて自分のせいだ。

そして、そこで死んでいった物語たちはnoteの「下書き」にタイトルとアイキャッチ画像だけを残して、埋もれてい

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