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『普通』を辞めて『自分』を生きる。~自己紹介ブログ~
こんにちは!
キャリアデザイナー/グローバル教育研究家の伊藤しょうこです。
私は現在「枠に捉われないキャリアとライフ」をテーマに
ライフワークとしてフリーランス女性のキャリア設計を支援しながら
企業向けや親子向けの英語学習コンテンツも開発しています。
また、1歳と3歳の母親として、家庭との両立にも奮闘する毎日です。
このブログでは、私の過去の経験、今やっている活動の背景、そしてこれから挑戦することについてお話しします。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^
自由と個性を学んだ幼少期
私の人生の原点は、幼少期を過ごしたアメリカにあります。
私が通った学校では、毎日のように「あなたはどう思う?」と問いかけられ、
みんながそれぞれの個性を尊重し合う文化の中で、「違うことは素晴らしいことだ」と自然に学びました。
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しかし、日本に帰国すると、その環境とは少し違いました。
「みんなと足並みを揃えること」が求められる文化。
馴染むのは容易ではなく、窮屈な日々。
小学校の運動会や合唱でよく耳にした「心を一つに」という言葉。
皆さんも身に覚えがありますよね?
あの言葉は「ザ・日本だなぁ」と、いつも思わされます(笑)
個性よりも協調性を重視し、collective force (集団のチカラ)を鍛える日本文化。
それ自体は美しい考え方ですが、当時の私はそれが「同調圧力」として感じられ、いつも周囲の目を気にしている自分がいました。
24歳、キャリアのどん底
こうして違和感を感じながらも、普通の日本の教育を受けた私は
大学受験や就職でも、どことなく100%自分の意思でないような、
「やりたいこと」よりも「周りに喜ばれる選択」を取るようになりました。
家族が喜びそうな大学。世間体の良い就職先。
やっていることと、心の中で感じていることが
どこかピタッと合わない。
だからやる気もあるようでないし、イマイチ人生に
思いっきり没頭できていない。
そんなソワソワ感の中で生きていました。
それが最悪の形で出てしまったのは、社会人になって間もない24歳の頃でした。
皆の期待に応えようと頑張っていたころ、
仕事でのミスが続き、最終的には降格を経験。
同時に大人の発達障害(ADHD)の診断も受けてしました。
親に大切に育てられ、それなりにいい大学も出た私にとって
降格と発達障害なんて、なぜ私が…?!という衝撃。
大きな挫折感を味わいました。
「本当にこのままでいいのだろうか?」と自問し続けた日々。
この経験が、私にとってのターニングポイントとなりました。
「普通」を捨て、自分らしさで勝負する
どん底を経験すると、人は腹をくくるものですね。
私はこの時、「もう普通を捨てよう」と決意しました。
誰かの決めた「普通」を追うのはもう終わり。
自分らしさを基盤に、ゼロからキャリアを再構築することを考え始めました。
「自分を環境に合わせる」から、「環境を自分に合わせていく」へ。
この180度の発想転換が、私の人生を大きく変えました。
ここから、私の自己分析ライフがスタートします。
まずは手帳やノートに自分の気持ちを書き出すことからスタート。
毎日のログから参考書を使った内観ワークまで、とにかく取り組みました。
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自分にとっての「心地よい生き方・働き方」を見つけるために、内観ワークや毎日のログをつけることも始めました。
占いや鑑定なども試してみて、精神世界との付き合い方も徐々に慣れていきました。
また性格心理学(MBTI)の資格を取ったり、
週末は積極的に、異なる価値観を持つ人たちと交流しました。
こうした地道なプロセスを通じて、自分が本当に大切にしたい価値観が明確になり、次の一歩を見つけることができたのです。
「普通」を捨てた先に待っていたもの
自己分析の結果、降格を経験した会社を退職し、英会話スクールの講師としてキャリアを再始動しました。
前職から給料を下げてのスタート。しかも、20代独身なのに非常勤、という珍しいスタイル。
でも、この時には自分がキャリアを急発進しない方が良いと分かっていたので、自分の選択に一点の迷いもありませんでしたし、
自分へのモヤモヤが消えたお陰で、とにかく目の前の生徒さまに
全てのチカラを注ぐことができました。
そういった気持ちが生徒さんにも伝わったのか、講師としての評価は、ぐんぐんと伸びていきました。
すぐにフルタイムに転向、社内MVPを受賞するまでに成長しました。
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その後私は、教育現場での経験を活かして、教育ベンチャー企業での企画職に転職。
ゼロからビジネスを創る楽しさに没頭しました。
この転職でも、人と話し、ノートやマインドマップで思考を整理し…と
前回使った自己分析の手法をたっぷり使っており、
もはや日々のちょっとした自己分析・自己観察は
この時には定着していました。
仕事や人生に悩んでいるときって、スマホのカメラをあまり使わなかったりしませんか?(笑)
何年もカメラロールがスカスカだった私。
でもこの時期は休日も出掛けて楽しみ、平日はゴリゴリ仕事して
スマホの写真も増えていきました。(笑)
二度目の立ち止まりとフリーランスへの道
そんな順調なキャリアと生活を送っていた私ですが、
仕事を楽しんでいたピークの時期に、第一子を妊娠・出産します。
しかし、仕事が大好きだった私は、産後3ヵ月でフルタイム復帰。
しかし、仕事と育児の両立に悩み、半年ほどで心身に不調を来たし、ついには休職に追い込まれてしまいました。
二度目のキャリアブレイク。
再び自分と向き合います。
前回と違ったのは、自分のキャリアを「仕事」としてでなく
人生トータルで考えたことでした。
家族を持った自分にとって、最良の選択肢はなんだろう?
子どもを預けてまで働くのであれば、私はどんな価値を社会に提供したいんだろう?
稼ぐということだけではない、「働く」意味とはなんだろう?
こういう本質的な問いを、自分にまっすぐ向ける中で
出てきたのが「独立」の二文字でした。
結果的に、休職した会社には戻らず、そのままフリーランスとして活動を始めました。
正直、会社員に戻るという選択肢もありました。
でも、あの時に、自分と深く向き合ったこと、
そして独立するという選択肢を自分に与えたことに
今でも感謝しています。
自分と深く向き合える場所をつくる
こうした経験を通じて、私は「人が自分と深く向き合える場所」の必要性を強く感じるようになりました。
忙しい現代社会の中で、立ち止まり、自分自身の本音や価値観に向き合う時間を取ることは、意識しなければどんどん後回しになってしまいますよね。でも、2度の強制終了をしたからこそ、これだけは言えます。
自分の本当の気持ち、本当の心の声に耳を澄ますというのは
絶対怠ってはいけない。
そこを無視して日々を頑張ったところで、うまくいくわけがないんです。
起業やフリーランスも身近になり、働き方が多様化した今。
選択肢の多さにゆらいだり、
私ってこのままでいいのかな?と
漠然とそわそわしている人もいるはずです。
そういう時は、外に目を向けるのではなく、内側に、
自分に目を向ける必要があります。
自分が本当はどうしたいのか、何をしたいのか、を
じっくり考え、言語化していくのです。
そんな想いで、私は2024年10~12月
期間限定コミュニティ'Borderless'を立ち上げました。
「深い対話と自己内省」をテーマにしたこのコミュニティは、
お陰様で大好評の中終了しました。
立ち止まって深く考えること、じっくり自分と向き合うことのインパクトを、肌で感じることができた3ヵ月となりました。
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深い対話を楽しみました。
2025年、挑戦すること
この期間限定コミュニティBorderlessは、お客さまから「続けたい!」とお声を沢山もらったので、
2025年はこのコミュニティをリニューアルし、
「キャリア」と「人生」を、もっともっとじっくり考えられる場を
提供したいと考えています。
今年やって一番人気だった少人数制・対話型のイベントをアップデートしたり、
(人生トータルという意味で)キャリアの先輩に直接話を聞ける場を設け、人生の選択肢をぐっと拡げられる場所も提供する予定です。
なので
自分の価値観や可能性を深掘りしたい方、私人生このままでいいのかな?と漠然と思っている方、
休職後のキャリアを考えたい方、
ちょっと立ち止まって考えたい方…など
共感していただいた方と、出会えたらいいなと思っています。
もちろん、もう一つの軸である英語教育を通じて、日本人の自己表現も引き続き支援していく予定です。
ブログを読んで何か感じた方、想いを共にできる方、
良かったら私のnoteやインスタグラムをフォローして下さると嬉しいです。
いつか、どこかでクロスすることを、楽しみにしています。
伊藤しょうこのinstagram
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