営業と授業は同じ
今年一番のセミナーです!としつこく某保険会社からメールがきます。ガンを切り口とした保険売りセミナーのようで、1日だけYou TubeにUPするので見て下さい、とあまりのしつこさに負け見てしまいました。
2時間もある動画で倍速にして見ても疲れました。話の内容はともかく保険営業には使えない、これ言って売れるわけないという性質のもの。わかりにくいものは売れません。授業と同じで退屈なだけです。
わかりにくい説明
この講師はガン治療の相談所の人で保険屋でもある。医療コーディネーターとして患者と医療機関のコーディネートもしているわけで、ガンの治療とお金の実態を知り尽くしている人なわけです。
ではこの知識を持ってお客さんに話をしたとして、がん保険が売れることはありません。もしこの講師が保険屋として売れているのなら、保険屋でメシ食っているわけです。
話を聞いて感心している保険会社の代理店担当者は、保険を売るわけではないのでこのセミナーの内容を称賛するのです。そもそも売れない理由の第一位は「わかりにくい」からということをわかっていない。
子供に商品説明をして、通じないようであれば説明は失敗なのです。小学生でも理解できる説明でなければ意味がない、どこの商品もわかりやすく説明するだけで売れるように変わるのです。
学校の授業と営業は同じなのです。学校の授業がつまらないのは、何を言っているのかさっぱりわからないからです。営業も同じで何を言っているのかわからなければ面白いわけがありません。
わかりやすい説明
「ガンの治療に先進医療は有名ですが、それは使い物にならなくてどこの病院でもガイドラインに沿うのでセカンドオピニオンも意味がありません。自由診療で保存療法がありますが、保険は使えないのでこれが600万円掛かって、高校生の脚にできたガンを脚の切断をしないで済んだ事例があって、東京の病院しか治療ができなくて、自分のお子さんがこの事例と同じになったら、あなたはどうしますか?」
なんてお客さんに言ったら「はぁ?」となって終了でしょう。
そんな事を言うより、「10年以上前のがん保険なぞ使い物にならないですよ、10年前のクルマと今年発売の新車、どちらに乗りたいです?」という方がお客さんには伝わりやすい。
余計な商品性能の説明なんかわかりづらくするだけだから、言わないほうがいいのです。がん保険で有名なA社のCMは、「古いガン保険は使えない可能性があります、今すぐ新しいものに交換しましょう」
というとぼけたCMをやっていますが、その通りなのも事実です。A社の場合は新しいものも使えないから変えてもムダ、という実態もありますが営業マンからすれば売りやすくなるように考えている、いい会社です。
結論:お話はわかりやすくしましょう
✅まとめ
✅売れない理由の第一位は「わかりにくい」から
✅小学生でも理解できる説明でなければ意味がない
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