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【反省会】Twilioのハッカソンに参加したよ【エルは一つ】

どんなイベント?

Twilioを使ったプロダクトを1日で作るハッカソンイベントです。

Twilioエバンジェリストの高橋克己さん(口癖は「Twilioのエルは一つ」)に技術サポートを頂きながら、1日でTwilioを使ったプロダクトを作り上げるという中々ヘビーなイベントです。
※Twilioが何か分からない方はこちら

因みに、ハッカソンというとチームでモノづくりするイメージがある方も居るかもしれませんが、今回は殆どの人が一人でモノを作る「ぼっちそん」が主流でした。(それもあって非常に大変でした。)

最初にアイデアを考える時間があり、漫画の名場面や親父ギャグなどからアイデアを発散する手法を試したり中々楽しいパートでした。
アイデア出しにはオンラインホワイトボードのMiroを使ったので、画像を載せておきます。

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アイデアが決まったらモノづくり開始です。正味6時間程度で動くものを作り上げる必要があったので非常に大変でした。

私が作ったのはオンライン会議上の画面にスカウター(ドラ〇ンボールに登場するアレ)と戦闘力を表示するというものです。
プロトペディアに登録してあるのでよかったら見てください。

反省点と今後のモノづくりに向けた学び

参加して得られた学びについて、書きたいと思います。
近々クラウドファンディングに挑戦しようとしている私としては、今回のハッカソンは技術面でも企画面でも学ぶことの多いイベントでした。

■アイデアを形にする時は、使用するシーンも明確にする
ハッカソンの最後に各自持ち時間2分でプレゼンをしたのですが、他の方々のプレゼンを聞いていて感じたのが、作ったプロダクトがどのようなシーンで利用されるのかを明確にしているということでした。

かたや私のプレゼンでは作ったものの説明はしたものの、いつどんなシーンを想定したのかの説明は特段してませんでした。(と、いうより面白そうだからという理由で作ってしまったので、しっかりと使用シーンをイメージできていませんでした。)
ここは明確な反省ポイントですね。

使うシーンが明確になると、自分の中でそのプロダクトを使用する姿がイメージしやすくなり「確かに便利」「これ欲しいな」などの気持ちが湧いてきました。つまり、共感しやすかったのです。

クラウドファンディングで支援してもらうのに共感は非常に大切な要素です。企画者の境遇、やりたいこと、プロダクトそのもの、使用している技術等、共感ポイントは色々あると思いますが、使用シーンを明確にすることでプロダクトのコンセプトに対する共感を生むことができるのではないかと改めて思いました。

時間は有限。できることからやっていく
とにかく時間に追われる一日でした。アイデアを決めてからモノを作り上げるまで、およそ6時間ほどでしたが、上手くいかない事の連続で心が折れそうになることも・・・

最初に作る予定だったものはオンライン会議上のビデオ入力から参加者の顔をAIが認識して、その人の戦闘力を表示するものでしたが、サンプルプログラムの何処をどう修正して良いか分からず、顔認識関係なく画面上に戦闘力を表示するだけになってしまいました。
(それだけでもかなり苦労しました。)

そんな中で大事だなと感じたのが、できることからやっていくこと。
できないことに時間を使うよりもできるものを探して形にしてく方が、短い時間で成果を出さなければならないハッカソンでは大事なんですね。

これは近々クラウドファンディングに挑戦する時も同じだと思っています。
私の場合、完成品を作ってからクラウドファンディングに出すというよりも、ある程度のイメージを最初に出しておいて、支援を待ちながら並行してモノづくりしていく形になる予定なので、クラウドファンディングの掲載期間という限られた時間を如何に有効に使うかが鍵になってきますね。

個人的に凄いと思った作品紹介

最後に、個人的に凄いなと思った作品を紹介します。

作品名:Virtual clip

オンライン会議ツールによくあるバーチャル背景のかゆい所を解消するプロダクトです。
よく、バーチャル背景を使っているときに本などを画面越しの紹介しようとすると、本にバーチャル背景が被って見えない・・・みたいなことがあります。そんな時に手をかざした範囲だけバーチャル背景を切り取ってクリアに移すというプロダクトになります。

使用シーンが分かりやすく実用的である点に加え、特筆すべきはその技術力で、Twilioには標準で備わっていないバーチャル背景機能をスクラッチで実装している上に、このバーチャル背景、ちゃんと人の周りだけぼかすようになっています。(骨格を推定・トラッキングしているらしい)
(詳しいところは説明聞いても全然分かりませんでしたが笑)

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