読書記録「まなの本棚」
こんばんは。月曜日の体操教室、あと2回でおしまいだそうです。木曜日の教室は10月最後の週まで行うというのに。休館日の兼ね合いだと思います。ここぞとばかりに、ダンスがハードになってゆくことを思うと、弱音を吐きたくなります。前の週にやったダンスの振りを忘れています。「先週やった動きです」と言われて、「あっそっか」ってやっと思い出します。
どちらにしても、汗だくになります。特に木曜日は動きが激しくて、先生が「家に帰るまでの気力を残してください」といいますが、心の中で「これからスーパーで買い物をして帰るんだけど…」と思いながらダンスしてます。
今日は帰りにお米を買ってくるように言われたけど、なかなか思うようにはいきませんね。みんな同じこと思ってるはずです。
芦田愛菜「まなの本棚」(小学館)
この本が出た当初、本屋さんでも大々的に宣伝(?)していたので、名前くらいは知ってました。正直「中学生が紹介する本ってどんなの?」くらいしか思ってませんでした(当時中学生)。
急に思い出して、図書館のオンラインで検索かけたら、すぐに借りられました。そんなものか。
芦田愛菜ちゃん、毎日CMで顔を見てる気がします。中学を受験したとか、そういうのもネットニュースで見ていて、「どんな本を読んでいるのだろうか」と興味をもちました。
年間100冊は読むそうで、そのジャンルが幅広い。私は中学生の頃はティーンズハートと野球雑誌ばかり読んでました。今思うと恥ずかしい。平成初期には辻村深月はいませんでした。ミステリーも怖くて読まなかった。
辻村深月との対談で、Aという本の登場人物が、Bという本で別の形で出てくるという面白い話があり、これはヘビロテして読まないとわからないだろうなあと思いました。全作品読まなきゃ、深くは理解できなさそう。
私が知ってる辻村深月作品は、「東京會舘とわたし」くらいです。途中で断念しました…トホホ。
「東京會舘とわたし」にも、その仕掛けはあるのだろうか?
読みやすかったです。何より本の虫であることにもいえますが、この人は本を大事にしていますね。「また読んで見方が変わった」と何度も書いてます。私は文庫を買って1回読んだらおしまいにしてしまうので、何度も読んで理解を深めるところが、ただの中学生(当時)ではないと思います。
あと教科書に出てくるような本もちゃんと読んでる。学校でお腹いっぱいになっちゃうから、敬遠しちゃうじゃないですか。ただただ感心するばかりでした。
先に紹介したリンクで感想が読めるんだけど、いわゆる「大人」になった人ばかりだった。同年代の若い子がネットに感想を書いてない。芦田愛菜ちゃんって模範的ハタチなのかなー。でも普通に友達と本の感想を話し合ってるっていうから、普通のハタチなのか。これは中学生でも高校生でも変わらないんじゃないかな。