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ゆっくり大事に読む

こんばんは。今週(!)の読書会の課題図書を読んでますが、7割ほど読んだところで「この本面白すぎる…」となって、手が止まってます。いやこれ感想を語り合う本なんですけど。
児童書というくくりですが、背表紙には「ベストブック」とラベルが貼ってありました。ということは、知らないだけで長く子どもたちに親しまれてる本なんでしょう。登場人物たちが面白すぎます。あと数日、ゆっくり大事に味わって読みます。

本屋さんなどで「大人向けの絵本」というのはありますが、「大人が読んでも面白い児童書」というのはあまり聞きません。
図書館で借りたほうがいいかもしれません。私の住む市の中央図書館は、「自動貸出機」というのが備えられています。借りる際に「恥ずかしい」という感情を出さなくてもいいのです。

そういえば、先日某三省堂書店で講談社青い鳥文庫を見たところ、これは思春期の(主に)女子向け設定なのか、レジに持って行くだけでも気恥ずかしくなるようなラインアップでした。昭和時代は「クレヨン王国」のシリーズなんてものがあったのですが…。
某三省堂書店でも、セルフレジというものが設置されています。

案外楽しい本なので、ハッピーエンドだったらいいなと思ってます。
あと、児童書だからそういう作りなのか、普通のハードカバーの本より一回り大きいです。字も大きい。それが新たな発見で、読みやすいのかもしれません。

読書会の課題図書にした理由が、なんとなくわかってきました。だからこそ、中身の伴わない感想は言えないなと思ってます。ビブリオバトルではないから、ゆるい雰囲気だったらいいなあ(笑)。

それにしても、読むのが面白い本ほど、「終わりを見るのが惜しいからゆっくり読みたい」と考えるのはどうなんでしょう? 本を読む行為はいい加減にしたくないです。
私的に似たケースとして、「美術館で最後の絵(または彫刻など)を見ると、最初に戻りたくなる」というのがあります。「いいか? これで最後なんだぞ?」と思うと、展示室を出るのが惜しくなります。これもあんまり共感されません。

大人が読んでもいいのならと、地域図書館では中高生向けの職業紹介の本も借りることがあります。高校時代は漠然と「文章を書く職業に就けたらいいな」と思ってましたが、高校でそういう大学に進むのを反対されたり、その他いろいろで諦めてしまいました。
だから、今読んでる本の登場人物たちがのびのびしてるのが、心地いいと感じています。

ゆっくり大事に本を読んでいたら、図書館の本は期限を迎えてしまいます。速読って意識すれば身につくものなんでしょうか? そんなに急いでたら、本の中身を頭にインプットできないんじゃないかと思います。それをアウトプットできるようになるのが、今のところの理想です。