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趣味にできない趣味

こんばんは。昨日くらいから、テレサ・テンの番組を見ます。若い頃はよさがわかりませんでしたが、「時の流れに身をまかせ」以外にもいい歌があることに気づきました。しばらくYouTubeで流してると思います。
歳をとると、音楽の好みも変わるのか(笑)。福祉大相撲に出てた女性グループのよさは、若い頃から全然わからない。年代近いし、学生の頃はそれなりに流行ってたはずですが。

東京の目白にある切手の博物館で、年に4回Otegamiフリマという催しがあります。ほぼ毎月開催される切手バザールほど濃いイベントではないので、何回か足を運んでます。SNSで知り合った人に挨拶するという目的もあります。

少し前は、カープ女子やらスー女(相撲好きな女性)といわれてましたが、切手女子という言葉もあるようです。切手女子。
Otegamiフリマも、女性が好むグッズやら絵はがきやらが売られています。

さて、「可愛らしいテイストは女性が好む」と決めつけていいのでしょうか? NHK Eテレの「すてきにハンドメイド」という番組も、男性が普通に出ています。ハンドメイドは女性が好む、という思い込みは時代にそぐわないのでしょう。

オリジナルの絵はがきやフレーム切手など、どれも可愛らしいデザインです。手間がかかってるのはわかるけど、絵はがき×切手×風景印or小型印 のカード作り前提の絵はがきは買えません。前は、切手や風景印のための空白を気にしないで、Postcrossing(ポスクロ)で海外に送ってました。それは恥ずかしいのでやめました。

これも、絵はがきを作ってる人が、あちこちの郵便局に出向いて(或いは郵頼して)、風景印を押してもらったカードを売ってたりします。それを見ると、数学のような「答え」を出されてる気分になります。「この絵はがきは、この切手と風景印を意識して作った」というのが前面に出ます。他の風景印で、オリジナリティを出してもいいのだろうか?と思いながら、絵はがきを見ています。

切手は好きです。しかし新しい切手の発売日に都会に行って、それに合わせた消印(マニアックなことに、存在します)を押してもらうほどではありません。それこそ、絵はがき×切手×初日の消印、というマッチングを楽しむそうです。センスが問われます。そのリングに上がるのを初めから諦めてます。

SNSにその凝ったカードがアップされるたびに、私には無理だと思います。周りの友達に送ったところで、「意味がわからない」と言われるのは間違いありません。
この前のOtegamiフリマは人が多くて、途中で帰ってしまいました。あんまり長居もできません。手紙は好きですが、自己満足で季節の切手を使って、地元の郵便局で風景印を押してもらうだけで十分だと思ってます。

切手の世界も狭いのか、SNSでは専門用語がバンバン出ます。ここはそういう人が読むものではないのと、自分の知識もそれほどないのとで、控えています。
答えとしては、絵はがき×切手×風景印or小型印 のカードは、マキシマムカードというそうです。100日続けて作ったというツワモノもいますが、そんなにたくさん切手の種類もないし、絵はがきのストックもない。誰かに見てもらえるほど、人のつながりもないのが実情です。