「否定」は苦手 vol.9
こんにちは。
伝わる文章は、伝えたいことを簡潔に伝える事だと思い、
「言葉ダイエット」を読みたいです。
カワグチです。
1.人による。
今日書きたいと思ったのは
「人それぞれの尺度に惑わされるな」です。
人は皆、「自分の尺度」というものを持っています。
人それぞれ「すごい」と思うものは違うし、「楽しい」と思うことも違う。「感動」するものも違うし、「苦しい」と思うものも違う。
すべて同じ考えの人なんてだれ一人いないんだから、違う考え方があっていいと思います。
その違う考えを「いかに上手に伝えるか」が最も重要です。
自分自身もよくあるのですが、話し合っている中で「納得できないな」とか「自分はそうは思わないな」と思う場面はたくさんあると思います。
それは当たり前です。だって、人それぞれの尺度は違うから。
その「尺度の違い」をすり合わせていった先に、納得できるものが生まれます。そのすり合わせの際に大事なのが
「伝え方」です。
2.否定から入るのはだめ。
自分と意見が異なる際に、自分の考えが正しいと思って「否定」から入るのは絶対にダメだと思います。
人は「否定」される事が嫌いです。否定されると、どうしてもその否定に対して「反抗」したくなります。
そうすると、いつの間にか「いいものを作る」という視点から「否定を高低に変える」という視点に論点がずれてしまい、正しい方向へ進めなくなってしまいます。
「否定」は何も生まれない。
「否定」する目的を考えてみると、
「その意見には賛同できない」ということを伝えるためです。
それを直接「よくわからない」「だめだと思う」「うまくいかないのでは?」と言ってしまうと、
せっかく勇気を出して発言してくれたり、頑張って考えてきた人の芽をつぶしていることになってしまいます。
私は「否定」で終わる人が苦手です。
3. Yes,and の重要性
私は「Yes,and~」を大切にしています。
どんな意見であっても、一度受け入れる。自分の中で解釈してみる。自分と違った意見でも「いいところ」を探す。
この前提の下、意見を肯定した後に「こういう視点はどう?」「じゃあ、この部分はどうする?」
と前向きで建設的な議論ができるように心がけています。
常に「相手をリスペクト」したうえで発言すべきです。
「否定」で入るのではなく、
「自分はこの部分をこう思うんだけど、どう?」と
あくまで自分と相手で「どちらが正解か」ではなく、
「どちらが適しているのか」を議論できるように意識しています。
ただ、
自分はまだ「自分の意見を通す」事に苦手意識を持っていたり、
「自分の軸」を持つことがまだまだできていないので、
今後はこの「Yes,and~」を大切にしながらも、
「自分」を見失わずに様々なことにチャレンジしていければと思います。
ただ、否定が嫌いなのは「逃げているだけ」という意見もあるでしょうが、
私の軸は「可能性を信じる」方で、
この軸はぶらさずに生きていきたいです。
MIU404でいう、伊吹タイプですね。笑