心の持ちよう|藤本渚四段
自分の奨励会時代の心の持ちようについて書きたいと思います。
奨励会に入会してすぐのころは、入れたことがうれしく伸び伸びと指せて、その結果2級までは順調に昇級することができました。その時は負ける事に関してはそれほどダメージを受けることはなく1勝2敗だったとき、最後が勝ちだった時は次に繋がると思えるほど前向きに考えられていました。必ずしもいい事ではないと思いますが、まだ小学生だった自分にはあっていたと思います。
そんな考え方が変わったのは2級から1級に上がるまでの間です。2級にこ