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【批評が多い!?】映画500本観たshoei による『イカゲーム2』ネタバレ&感想
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【#ネタバレを含む内容となっております】
2021年9月17日にネットフリックスで配信された『イカゲーム』から早3年。
昨日、話題の『イカゲーム2』を全て見終わりました。
見終わって気づきましたが、巷では結構批評されてるのですね。
「『シーズン1』と類似したプロット展開やゲーム内容が多く新規性に欠ける。『シーズン1』で強調された資本主義や社会的不平等に対する批判が、『シーズン2』では商業的成功により薄まっている」(タイム、12月26日付)
「主人公の動機や行動に深みが欠け、キャラクターの成長や内面的な葛藤が十分に描かれていない」(シティマガジン、12月27日付)
僕がこの作品を一言で表すなら、『しっかりと一気観(いっきみ)できる作品』です。
面白い、面白くないという評価はさておき、『中断できない、止まらない…』と思うくらい夢中になって見てました。
途中で見るのをやめてしまうドラマが数多くある中で、しっかり最後まで見れる作品は、それだけで評価できます。
まず、『続編はオリジナルを超えない』という固定概念を、シーズン2の1話が壊してくれました。そういった面では、今作も素晴らしい作品に仕上げたなという感想です。
しいて言うならキャラクターの背景があまり描かれなかったことが残念ですかね…
この記事では、イカゲーム2を見て、僕が『印象に残ったシーン』や『見て思ったこと』を独断と偏見で書かせていただきます。
#ネタバレ を含む内容となっておりますので、まだ見てない方はお控えください。
すでに『イカゲーム2』をご鑑賞された方、僕のマインドを共有させてください。そして感想をコメントいただけると嬉しいです。
映画・ドラマ好きの方、仲良くしましょう!
では早速紹介していきます。
『イカゲーム2』の感想
イ・ジョンジェ✖️コン・ユのロシアンルーレットが衝撃的すぎる
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シーズン2の中で、僕が一番印象に残ったのは、このシーンです。
第1話の後半、ソン・ギフンとめんこ男の生死をかけて行うロシアンルーレット。
イ・ジョンジェとコン・ユの演技は本当に素晴らしく、圧倒されました。
これまでにもチキンゲームやメキシカンスタンドオフなど、緊迫したシーンは見てきましたが、今回のロシアンルーレットはその中でも群を抜いて緊迫感がありました。
お互いの心理状況を突いてくるワードセンスも最高でした。
銃弾がでる確率が2分の1になった後のセリフ
(めんこ男)
何か? 考えが交錯中?
あなたが死ぬ確率は2分の1 かなり高いと言えます
いろんな思いが駆け巡る
おそらく今 こう思ってるはず
“銃は俺の手に" ”ルールを無視して引き金を2回引けば” ”こいつの顔をぶち抜ける”
どうです 図星?
私のポケットにあるものであの方に会えます
今私を撃てば持っていけますが これだけは自覚してください
お前も他のやつらと同じゴミだ 運よく処理を免れた廃棄物
ギフンが自分の頭に向けて引き金を引き、銃弾が1分の1になった後のセリフ
(ソン・ギフン)
どうした 考えが交錯中か?
だよな ルールを無視して 引き金を引きさえすれば 俺を殺せる
だが これだけは自覚しろ
お前は仮面で顔を隠し ご主人様の言いなりになって 走って吠えて
尻尾を振ってる クソ犬野郎だと
視聴者も『イカゲーム』の主催者やVIPと同じ?
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『こんなサイテーなゲーム、誰が作ったんだ』
『ゲームを観戦するなんて、趣味が悪すぎる』
イカゲームを見ながら、そんな風に思ったのではないでしょうか。しかし気づいたのです。
『時間を忘れ、イカゲームに夢中になっている自分とは・・?』
フィクションであっても、登場人物の葛藤や痛み、命を賭けた戦いを「娯楽」として見ている点で、僕もVIPと同じ立場ではないか…?
主催者、参加者、警察、そして僕たち視聴者。
誰の行動が正しくて、誰の行動が間違っているのか。
人間の倫理観について考えさせられる作品です。
一度見たら忘れないアイコニックなビジュアルデザイン
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ピンクのスーツに黒いマスク。
暗闇のフィールドに浮き出る⚪︎×の光。その光に照らされる緑のジャージを着た参加者たち。
まるで一枚の芸術作品のようなシーンで、視覚的な美しさと緊張感が絶妙に融合した映像表現に、感嘆しました。
『イカゲームのアイテムが欲しい!』
人々の物欲を掻き立てるような見事な演出です!
そんな衝動に駆られたのは、きっと僕だけではないですよね。
まとめ
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今後も映画・ドラマに関する記事を書いていこうと思うので、良かったらスキやフォローをお願いします。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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