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【お米農家の記録】2025年1月の作業内容(時系列順)

2025年1月は、設備への投資や補助金の申請に関する作業が多く、学びの多い1ヶ月となりました。

今回は、作業の振り返りも兼ねて、「2025年1月の作業まとめ」を時系列順に紹介します。

 新たに農業を始めることになった方や、田んぼを引き継ぐことになった方、すでに農家をされている方にとって参考になれば幸いです。 

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2025年1月の作業内容(時系列順)


1月8日〜18日 ロータリー耕


本格的な5月の作付けに向けて、トラクターのアタッチメントを天地返し用のリバーシブルプラウから耕起用のロータリーへ交換。

その後、ひたすらロータリー耕を行いました。

12月に天地返しで深層(約30〜40センチの深さ)から土壌を改善したため、1月はロータリー耕で比較的浅い層を整地しました。

ロータリー耕を丁寧に整地を行うことで、4月の代かき作業がスムーズになるので、魂を込めて作業いたしました。


1月9日 商工会へ農業用ドローンの補助金相談


農業用ドローン導入に向けた補助金の情報収集のため、人生で初めて商工会を訪問しました。

商工会は主に法人向けの支援を行っており、農業法人として生産・販売を行う場合は相談先として適しています。

しかし、個人事業主として農業を営む場合は、農協に相談するのがより適切であることが分かりました。

当時は、これからの農業を法人で行うのか個人で行うのか定まっていませんでした。

しかし、農業法人として進めることが決まったため、今後商工会とも良好な関係を築いていきます。


1月14日 大型ハウスの建築


規模拡大を見据えて、大型ハウスを建築中。

骨組みを設置し、水道から地中にパイプを通してハウス中央へ水を供給する設備を整えました。

これにより、ハウス内での水管理がしやすくなり、作物の生育環境の向上を目指します。


1月19日 新規の田んぼの排水・給水設備の確認


今年から管理を任された田んぼにの排水・給水設備の確認を行いました。

トラクター作業時に設備を破損しないよう、事前の点検は欠かせません。

雑草や土で排水パイプが隠れていることもあるため、細心の注意を払いながらチェックしました。


1月23日 自然栽培を始める友人の田んぼ視察


今年から自然栽培に挑戦する友人の田んぼを視察しました。

今回は、給水・排水設備の状態や動物の出現の有無、地盤の状況などを確認しました。

自然栽培に関しては、身近で実践している人が少ないため、実際に携わることができるのがとても楽しみです。

荒れた農地にどうやって命を宿していくのか見どころです!


1月27日〜30日 スマート農業導入支援補助金の書類作成&提出


月末には「スマート農業導入支援補助金」の申請書類を作成し、提出しました。

補助金申請は時間と手間がかかる作業で、特に書類の準備には多くの労力を要しました。

しかし、その過程で申請の難易度や必要な知識を学ぶことができ、大きな経験となりました。


まとめ


今回は、「2025年1月の作業まとめ」を紹介しました。

1月は設備投資や補助金関連の作業が多く、初めての経験が多かったため、とても充実した1ヶ月でした。

日々ネットで調べたり、専門家に相談したりと、学ぶことがたくさんありました。

中でも、自然栽培を始める友人との交流は特に刺激的でした。

2025年度は僕は慣行栽培を行いますが、今後、自然栽培にも挑戦する機会があるかもしれません。

そのため、友人の経験を間近で見られるのは貴重です。

また、今月は友人とのつながりで、
山形県で自然栽培玄米を生産している荒生秀紀さんとお会いしました。

荒生さんのお話から多くの学びを得ることができたので、今後、その内容もシェアしていきたいと考えています。


1月の作業を通じて、農業の幅広い側面に触れることができました。これからも農業に関する情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

また、今年から千葉県山武郡横芝光町産のお米をECサイトで販売します!

販売サイトは現在準備中ですので、ぜひチェックしていただければ嬉しいです。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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