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~南国高知2日間の旅(前編)~

今回は、昨年の秋に個人的に行きました高知旅行ついて記事にしたいと思います。
 
高知は四国の南西部に位置し、東西に約190㎞と横に大きい県です。
北は四国山地、南は太平洋に面しており、冬の日照時間が長く、年間の平均気温も17℃と温暖で自然豊かで変化に富んだ風土です。
台風の通り道になることが多い室戸岬は、「台風銀座」とも呼ばれています。
 
カツオの一本釣りが有名で、カツオをはじめ新鮮な海の幸から山間部の美味しい野菜や果物等、食文化がとても豊かです。

幕末の英雄「坂本龍馬」の出身地としても有名であり、歴史都市の高知市から自然豊かな地域まで、観光資源が豊富です。
 
前編(1日目)、後編(2日目)と分けて記事にしますので、まず前編をアップします。
是非とも最後までご覧ください。
 
※実は嬉しいことに、前回の記事もnote公式マガジンの『おでかけ記事まとめ』『旅のフォトアルバム記事まとめ』に選ばれました!!
マガジンに選ばれたのは7週連続です(^^)

前回の記事を読んでいない方がいらっしゃれば、ぜひご覧ください。

今後も私なりの情報をお届けしていきたいと思っております。
引き続きどうぞよろしくお願いします。


高知までの交通手段

関西から高知へ行く手段は大きく4つあります
①  飛行機:伊丹(大阪)空港から約45分で到着するので、早くて便利です。
       神戸空港発着はあるものの、1日1往復のみで時間帯も不便です。
       関空発着はありません。
②  列車:新大阪駅→岡山駅まで新幹線で行き、岡山駅で特急「南風」へ乗り換えです。
接続にもよりますが、高知駅まで約3時間40分です。
③  高速バス:利用するバス、乗車場所、経由地にもよりますが、約5時間です。
④  マイカー:淡路島経由の高速利用ルートで休憩時間を含まず約4時間です。
 
ちなみに、この時は飛行機を利用しました。
高知へ行くのに飛行機を利用するのは初めてでした。
離陸して高度を上げいくと、すぐ着陸態勢に入り、あっという間のフライトでした。
一番早い便だと8:10に到着しますので、観光を存分に楽しむことができます。

高知龍馬空港

公式サイトより

あっという間の到着です。
私は飛行機を個人的に利用する場合、できるだけ観光の時間を無駄にしたくないので、受託手荷物を預けない派です。
ターンテーブルに荷物が出てくるのを待つ時間ほど、もったいない時間は無いと思っています(^^)/
皆さんは、どちら派でしょうか?笑
 
空港から高知市内へのバスは2社運航をしていて、飛行機の到着時間に合わせて、高知駅行きのバスがあるので、非常に便利です。
道路状況にもよりますが、25分程で高知駅に到着します。

高知駅

こうち旅ネットより

高知駅前の「こうち旅広場」に「とさてらす」という観光案内所があります。
高知観光の相談はもちろん、豊富な観光資料以外にも、手荷物の預かりや土産物の販売などもあります。
ここで、高知観光に便利でお得な「MY遊バス」を購入することができます。
MY遊バスは「はりまや橋」「牧野植物園」「桂浜」など高知市内の観光スポットを巡る周遊バスです。
JR高知駅前の「こうち旅広場」から乗車します。
平日、休日によってもダイヤは変わりますが、時間帯の接続の悪い方のための救済処置のようなサービスがあり、「片道のみ路線バス」に乗車可能です。
これをフルに活かすのが、観光のコツです(笑)

さらに特典として、路面電車(市内均一区間)運賃無料、一部特典協賛施設の入場割引等、便利でお得な特典も付いていますので、レンタカーやマイカーで観光をしない方は、これを利用することをおススメします。
なんと1,000円なので、本当にお得です(^^)/
詳しくは、下記をご覧ください。

 また、なんと自転車の無料レンタルサービスもあります。
びっくりすることに、電動タイプもあります。
予約不可で台数限定です。
高知市内の中心部のみの観光であれば、自転車で十分周れます。
ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
古い記事ですが、詳しくは下記をご覧ください。

幕末の三志士の像

広場には、「坂本龍馬」「中岡慎太郎」「武市半平太」と高知を代表する幕末の三志士の像があります。
 
ここで豆知識!!
ご存じの方もいるかもしれませんが、3体の像は発泡スチロール製で表面にウレタン加工が施されています。

撤去風景(朝日新聞デジタルより)

強風による飛来物で刀の部分などが破損して飛散する危険があるので、台風が近づくと一時的に像は撤去されることもあります(‘ω’)

では、桂浜に向けて、MY遊バスに乗り出発です!!
桂浜まで小一時間で到着します。

牧野植物園(こうち旅ネットより)

桂浜に向かう途中に今年のNHK朝ドラ「らんまん」のモデルになった世界的植物学者「牧野富太郎博士」の偉業を顕彰するために設立された牧野植物園があり、四季折々3,000種類以上の植物を楽しむことができます。

桂浜

桂浜
坂本龍馬の像

雄大な太平洋に面している桂浜は、月の名所としても名高く、よさこい節にも唄われている景勝地です。
弓状にひろがる海岸、松の緑と紺碧の海が調和する景観は圧巻です。
高知の英雄「坂本龍馬」の銅像もあり、太平洋の荒波に向かって、まなざしを向けている姿はとても有名です。

海浜一帯は「桂浜公園」となっていて、遊歩道や公園内が再整備されました。

海のテラス

昨年10月にお土産物エリア「海のテラス」がリニューアルオープン。
カフェなどもあります。
去年行った時にはほぼ工事は完了しており、今年3月にはグランドオープンを迎えました。

「坂本龍馬記念館」「桂浜水族館」もあるので合わせて楽しむことができます。
ここを中心に観光を楽しむのもオススメです。
 
時間の関係で、桂浜は短めの滞在となりましたが、短時間でも十分楽しめる場所です。
 
この後、片道は路線バスを利用することも可能という特典を利用し、路線バスで、高知市内方面へと向かいました。
どうしても行ってみたいお店があった為です。

昼食

ブイヤベース(外観)

「桟橋通り4丁目」というバス停でバスを降り、目的のお店へ。
途中に「自由民権記念館」という土佐藩出身の「板垣退助」が中心となって行われた自由民権運動や民主主義に関することを学ぶことができる施設がありました。
板垣退助が岐阜で襲われた時の「短刀」も展示されています。
入りたかったのですが、時間の都合で断念(‘Д’)
 
話が昼食に戻りますが、行きたかったお店に無事に到着。
「ブイヤーベース」というレトロな喫茶店です。
オムライスがすごく美味しいという情報がたくさんあったので、オムライスを注文しました。

オムライス
メニュー

オムライスにサラダも添えられて、なんと550円という安さ。
大盛りにしてもらったので、+100円だった記憶です。
安さにも驚きですが、本当に美味しいオムライスでした。
トマトが苦手ということを伝えたら、野菜を増量してもらうことができました。 
他のメニューも激安です。(去年の秋の料金)
 
ぜひ、行ってみてほしいお店です。 

 食後、路面電車に乗り、はりまや橋へ。

はりまや橋

はりまや橋(石造り)

路面電車ですぐに、はりまや橋に到着します。
 
江戸時代、堀川を挟んで商売を行っていた御用商人の「播磨屋」「櫃屋」が両家の往来のために架けた私設の橋が最初と言われています。
この橋が舞台になった幕末の悲恋物語が、よさこい節にも唄われています。
何度か橋は架けかえられ、川も埋め立てられ、朱塗りの欄干だけが残っていました。
1997年に朱塗りの欄干のはりまや橋から、石造りのはりまや橋に交代しました。

はりまや橋(復元)

昔の朱塗りのはりまや橋も近くに復元され、川のせせらぎも再現されています。
近くには「からくり時計」もあります。
残念ながら、ちょうどのタイミングに居合わせたことがなく、自分の目で動いている姿を見たことがありません(‘ω’)
 
はりまや橋周辺から、高知観光で外せない「ひろめ市場」あたりの東西約1㎞位のエリアが、帯屋町という高知一の繁華街となっていて、アーケード街もあります。
 
この後、高知城へ徒歩で行きました。
約15分で到着します。
ちなみに路面電車でも行けます。

高知城

高知城①
高知城②

関ケ原の戦いの功績で遠州掛川から入国した山内一豊公(初代土佐藩主)がこの地を城地として定め、1601年から築城を始めました。
完成したのは10年後の2代目藩主山内忠義公の時代でした。
1727年に一部焼失するも、財政難もあり天守が復旧するまで20年以上の歳月が掛ったようです。
天守本丸御殿が現存する唯一のお城が、この高知城です。
実は、1934年に『国宝』に指定されていましたが、1950年の文化財保護法の施行により、『重要文化財』となってしまいました。(国宝のほうが価値が高い)

山内一豊公の像

追手門周辺には、「山内一豊公」、「一豊公の妻」、「板垣退助」の像があります。

国宝の名残り

また、国宝時代の名残の石碑が残っています。
 
追手門前の付近に、ボランティアガイドの方がいて、予約無しでも空きがあれば、無料で案内してもらうことができます。
マンツーマンで、じっくりと話を聞きながら、天守閣に向かいました。
 
また、すぐ近くに高知城歴史博物館があり、国宝や重要文化財を含む土佐藩主山内家の貴重な資料をはじめ、さまざまな展示品がある博物館です。
内容が濃すぎて、あっという間に閉館時間となってしまいました。
全く足りませんでした…( ゚Д゚)

ひろめ市場

ひろめ市場①(外観)
ひろめ市場②(高知市ホームページより)

鮮魚店、お土産店、郷土料理店など約60店がひしめき合う人気の屋台村ひろめ市場で、夕食にカツオのたたきを食べようと、意気揚々と行きましたが…
恐ろしいことに、あまりにも人が多すぎて、溢れかえっていて、残念ながら、ひろめ市場で夕食を取ることができませんでした。
まさに2枚目の下の写真のような状態でした。
過去に行った際は、そんなに混んでいなかったので、甘く見てました(‘Д’)
お土産を少し見て、ひろめ市場を後にしました( `―´)ノ

夕食

明神丸本店 外観(公式サイトより)
藁焼きカツオ塩たたき(Yahooより)

リベンジで、藁焼きカツオが食べられる明神丸本店に行きました。
ひろめ市場にも入っている店舗で、高知県内をはじめ他県にも何店舗かあるチェーン店です。

全国的にはカツオのたたきはポン酢で食べるのが主流ですが、明神丸では創業当初から、カツオを藁焼きにして、天日塩で食べる本場土佐流の食べ方に拘っていました。
明神丸の第一号店である「ひろめ市場店」で人気となり、今では全国のさまざまなお店でも食べられるようになった藁焼きカツオ塩たたきですが、元祖はこの明神丸です。
 
悲しいことに、スマホの充電もモバイルバッテリーも残量が無くなってしまい、残念ながら写真な残すことが出来きませんでした((+_+))
 
鹿児島で食べたカツオも美味しかったですが、高知のカツオも絶品でした。
 
その後、ホテルへ到着しチェックインという1日目でした。
安いビジネスホテルに宿泊した為、ホテルの記載は控えます(^^)/

まとめ

今回は高知旅行の前編(1日目)として、高知市内の観光をアップしましたが、いかがでしたでしょうか?
高知への訪問は5回目でしたが、高知市内の定番スポットの観光をして、改めて高知の良さを知ることができました。
幕末好きの私としては、もっとじっくりと見たい場所、行きたい場所があり、全然時間が足りませんでした。
 
次回は後編(2日目)をアップしたいと思います。
長くなりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

最後に皆様にお伝えしたいことがあります。
これまで毎週記事のアップをしていましたが、これから多忙になる為、月に2回のアップにしたいと思います。
毎週、記事を楽しみにご覧いただいている方には、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
中途半端なテキトーな記事にはしたくないので、ご理解いただけますと有り難いです。
引き続き、今後もご覧いただければ嬉しいです。
何卒宜しくお願いします。

それでは、次回は12月中旬にアップ予定です。
寒さも厳しくなってきましたので、体調管理にはくれぐれもご注意下さい!
次回もどうぞ宜しくお願いします(^^)

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