「心と身体はひとつ」
よくその人の身なりや行動を見るとその人がどういう人か雰囲気が伝わって来ます。
日本には古くから茶道、生け花などの伝統的な文化があります。
そこで茶道と言えば千利休さんが有名ですが、茶室には通常の生け花とは違い、四季折々の素朴な花を飾られることが多くなっています。
これは千利休が「くずしの美」としてわび茶を始めたことから由来し、「花は野にあるように」と伝えたことから無造作にさりげなく飾られることから来ました。
こういった茶室で使われる茶花は茶事の間に蕾がほころぶ姿を楽しめるようにと、比較的寿命の短い花を用いられるようになっています。
これも限りある命に一期一会の心が表されているそうです。
昔からの日本の伝統文化の茶道や生け花を理解することで立ち振る舞いが美しくなり、言葉使いが丁寧になり心も整うと考えられていたんですね。