【ローカル受験情報】鹿児島大学受験に向けての対策【一部有料】

鹿児島大学という選択肢

熊本大学、長崎大学と並ぶ九州の有名国立大学が鹿児島大学です。

鹿児島県は歴史的な点からも、距離的な意味でも九州内でも独特の風土を持っており、鹿児島大学も他の大学とは異なる個性の強い大学の雰囲気を持っています。

鹿児島大学の歴史、評価

鹿児島大学は旧制第七高等学校造士館、旧制官立鹿児島農林専門学校、旧制鹿児島師範学校、旧制鹿児島青年師範学校、旧制鹿児島水産専門学校を母体として1949年に発足しました。

法文学部、理学部は旧制第七高等学校造士館の系譜を引く学部で長い伝統を誇っています。

旧制ナンバースクールの中でも七高は「造士館」という名前を継承しており、これは薩摩藩の藩校から名前を受け継いだもので、他のナンバースクールの中でも独自色の強い校風を表しています。

旧制第五高等学校の系譜を引く熊本大学と五高七高戦として野球部の定期戦が行われるなど、その伝統は今も息づいています。

発足時から存在したのが文理学部（のちに法文、理学部に分離）、農学部、教育学部、水産学部、その後1952年に医学部、1955年に工学部、1977年に歯学部、2012年に農学部獣医学科が共同獣医学部として分離、現在は9学部を抱える南九州で最大規模の国立大学です。

卒業生には著名人も多く、京セラの創業者、稲森和夫氏は中でも有名で生前は個人資産を寄附して大学キャンパス内に新しいホール「稲盛会館」を寄贈しただけでなく、稲盛アカデミーへの援助を行っていました。

鹿児島大学の入試