
- 運営しているクリエイター
2022年1月の記事一覧
人に期待しない生き方
この人ならこうしてくれる、あの人こそはどうにかしてくれる。
家庭で、職場で、友人の間で、いろいろな場所で私達は誰かに期待しがちです。
察してくれて、手を差し伸べてくれて、分かち合ってくれる。
期待するがゆえに、その期待が裏切られると、相手に対し怒りや失望を覚えます。
実際には、相手と何の約束もしていないのに。
さらには、何かをしてくれたとしてもその出来や量に不満を抱いてしまう。
ここ十年
歳を取ることと保守的であるということ
私は昨年40歳になり、隠すこともできない中年になってしまいました。
最近、特に感じることがあります。
自分の周囲が保守的になっていることに。
高校に勤めていれば、当然十代の若者の文化に触れる機会が多くあります。
そんな時に、同僚のこんな言葉聞きました。
「やっぱり音楽は90年代が一番だな」
「最近のバラエティは面白くないね」
「SNSなんて何が楽しいんだろうね」
などといった、いわゆる「おじ
自分のこと:大学時代〜現在の仕事まで
私は九州某県で私立高校の数学教師をしています。
勤め始めてからもう15年以上になります。
数学の先生をしている人に世の人々はどんなイメージを持っているでしょうか。
数学が好きで、数学の話を楽しそうにしたり、問題を趣味的に解いたりする人物像でしょうか。
実は、私はそれほど数学を特に好きなわけではありません。
大学では理学部の数学科を選び進学しました。
しかし、そこで学ぶ内容は高校時代とはかけ離