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[WezTerm] 使い続けられそう

結構期待している WezTerm ですが、ある程度の期待は満足してくれそうです。

ベースとなる設定のほとんどはここを参考にしました。

ただ、私にとって大事なのはキーバインディングです。
特に次の二つ。

  1. Prefix キーが使えないといけない

  2. 日本語変換に支障が出てはいけない

一つ目。Prefix キーです。これは Emacs でいうところの ^X ですね。一度キーを入力して、その後に更にキーを押すと機能が発動する仕組みです。同時押しのキーバインディングは埋まりすぎなのと、複数キー同時押しは厄介です。

iTerm2 時代は `^]` を Prefix として発動していました。これがないとキーボードだけで作業することがかなりきつい。

ということで調べていたら見つかりました。`LEADER` でした。Leader Key という機能名です。名前変わるのは厄介です。

もう一つの日本語変換です。標準のままだと日本語入力中に Ctrl などのキーによる漢字変換や決定が発動しません。
そこでこれ。IME 変換時の特定のキーを interrupt せずに IME へきちんと返してあげてくれるようになります。

When processing a key event, if any modifiers are held, if the modifiers
intersect with the value of `macos_forward_to_ime_modifier_mask`, then the key event is routed to the IME, which may choose to swallow the key event as part of its own state management.

macos_forward_to_ime_modifier_mask.md

キーイベントを処理するとき、修飾子が保持されていれば、修飾子が `macos_forward_to_ime_modifier_mask` の値と交差する場合、キーイベントはIMEにルーティングされる。

某AI さんの日本語変換

実際に定義するとなると、このように使います。`use_ime = true` は、現時点で標準で true なので書く必要はありません。雰囲気です。

--- use IME
config.use_ime = true
config.macos_forward_to_ime_modifier_mask = "SHIFT|CTRL"

結果、このような感じになりました。背景 Blur かける機能ないと勝手に勘違いしてましたが、こうやってちょっとぼかせるようになりました。

結構いい感じになってきました

iTerm2 よりも設定項目も詳細の設定もできるので、ちょー自分好みにカスタマイズを寄せていくことができます。キーバインディングには、まだどうしてもできない事があったりするので、物足りなさがあります。

まだ設定しただけで、Lua も深入りしていないし、WezTerm らしい使い方はしていません。もう少し使い倒していって iTerm2 へ戻るかどうかを考えてみる次第です。

どうにしても設定しただけで、こんなに設定ファイルでかくなると思ってなかった。とりあえず最新の構成はこちら見ていてください。


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