DOIO KB16 ファーストインプレッション
白色があったので思わず買っちゃいました。
ということで新たな左手デバイスです。右手側に置いてますけど。
右手デバイスでもいいです。
何故買ってしまったのかというと DaVinci Resolve を趣味として遊んでいるからです。ノブが欲しくなったのです。
DaVinci Resolve ユーザとしては、ノブくらいは持っていたい。それに Lightroom での写真加工も日々の活動の一つです。やっぱりノブが欲しい。
ということで、ノブのついているデバイスが欲しかったのです。
Stream Deck だとボタン数が減ってしまうし、Loupedeck は高すぎます。黒しかないし。Xppen も安くてちょっと使うにはいいなと思ったんですが、黒しかない。
そんなこんなで、白という理由だけで DOIO KB16 を選択しました。
まだ大して使ってません。というかほとんど設定していません。
とりま、カスタマイザと、キーやノブを使ってみての感想です。
本体
めっちゃ光るので隠してます。光らせなきゃ良いんだけど。
せっかく光るのだから光らせたほうがいいじゃない?って気がしてゆっくりと色を変化させています。可愛い。
高さがなく平面なのでまともに使うには、チルトスタンドなどを入れて高さが欲しいかもしれませんね。否、高さが欲しい。傾斜がなさすぎて打鍵が難しい。
密度があります。見た目に反して重いです。同じくらいのサイズな Stream Deck Mk2 よりも重いです。Stream Deck は 270g(スタンドあり)で、KB16 は 320g です。チルト入れたりテンティングしたりすると、更に重くなりますね。固定してボタン操作を行うデバイスは重めで構わないでしょう。持ち歩きたい人にはちょっといやな重さですね。
キー
ボタンの押しやすさはいい感じです。悪くない。すここここって感じです。Stream Deck でカーソルとかを代理で使うとするには心もとない時があるので、そういった相当な打鍵を必要とするようなケース、ゲームなどを利用する時にはちょうどいいでしょうね。
この打鍵感なら、うるさくもないし、思ったより重くもなくていいですね。慣れてきたらこの軸と同じキーボード準備してもいいかなと思う程度には悪くないです。
ノブ
千鳥じゃないです。
思っていたより固いんですよね。くるくる廻すというよりかは、きちんとカチカチ廻すという感じです。DaVinci Resolve などでスライダーを動かすにはコレでいいと思うのです。マウスのホイールの代わりにしようとすると疲れる気がします。
他の二つは小さいといえど、三つあるのもいい感じです。ボタンになるのも悪くはありませんが、常用するには重いので、普段使わないキーの割り当てにしか使えないでしょう。
アプリ
本体側に設定がはいってくれるってのはありがたいです。その分、きめ細やかな処理は実現できません。特定のアプリはこのレイヤーとかね(なんかのアプリとかでできるなら、それはそれで)。それでも複数ボタンを押す操作とか、マクロを登録できたりするのは良き点でしょう。
ただこのアプリ、一応デスクトップ用のアプリとかはあるんですけれど、最新は Web だけのようです。で、この Web アプリが特定のブラウザでしか動かず、私の持っているブラウザだと Chrome だけです。
普段は Vivaldi を使っているので、Chrome をいちいち起動するのはちょっと億劫です。Vivaldi でも動きはするんですけど、デバイスを見つけてくれません。Safari はそもそも使えません。
これから色々設定していってから、だとはおもいますが 16キー x 4レイヤー、3ノブ(ボタン付き)が 1万円で買えるなら安めのデバイスでしょう。有線しかない点は人によってはデメリットでしょうが、それ以外はカラバリもおおくて、きっとどれかはお部屋に合うでしょう。
設定が面倒で厄介な部分と、重さとチルトしない点は対処が必要そうですが、きちんと設定したらコレがないと生きていけない程度にはなりそうです。そんな場合、他のデバイスへの可搬性の高さはメリットになります。
とりあえず、机の上に空きスペースがあって、1万円なら即決できる人なら買っておけ。