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[Roon] Roon Server を Docker on Linux でさくっと立ち上げる

年始からハマってる Roon での音楽再生環境の話です。

またか。ええ、またか何です。

そもそもRoonなんですけど。

手元にある音源とQobuz を組み合わせた再生環境の体験がとても良いです。キューにためた曲リストの再生が終わった後、Roon Radio を Enable しておくと、関係する楽曲が自動的に選曲されて新しい楽曲に触れることができるのもなおよしです。知ってるけど聞いたことがない、そもそも知らないものなどを似たようなジャンルから辿って再生してくれます。似たような曲は増えてしまうんですけど、その分、失敗は少ない。

未だに Trial を延長しながら使っているんですけど、これはこのままお金払って Qobuz と一緒に使いそうだなーと言うのが今の感想です。

さて。

今までは Roon Remote と Server を mac で、Roon Bridge を RoPieee にして DAC を繋げて鳴らしています。この Roon Server がキモなんですけど、mac で使っていると、どうも不安定。Roon Remote に引きずられるのか何なのか、複数の Roon Remote デバイスで接続すると、うまく立ち行かない。お行儀の良い使い方をしてないと、すぐに再生がストップしたり、Roon Bridge が行方不明になったりするんです。

何となく、mac 版の Roon Server が良くない気がしていて、巷でも Linux というか ROCK がもっとも良いと言う声も多いです。

と言うことで、とりあえず Linux で Roon Server を動かしてみて、実際どうか試してから考えることにしました。

Roon Server を Docker で Linux サーバに入れてみる

今回使った Docker イメージはこちら。

docker compose を利用していますから、これを追加しました。TZ を合わせたのと、music フォルダを bind マウントしました。

services:
  :
 (中略)
  :
  docker-roonserver:
    image: steefdebruijn/docker-roonserver:latest
    container_name: docker-roonserver
    hostname: docker-roonserver
    network_mode: host
    environment:
      TZ: "Asia/Tokyo"
    volumes:
      - roon-app:/app
      - roon-data:/data
      - roon-backups:/backup
      - type: bind
        source: "/home/sho/music"
        target: "/music"
    restart: always

volumes:
    roon-app:
    roon-data:
    roon-backups:

bind マウントしたのは、外部から音源のファイルをそのまま転送して使えるようにするためです。ファイルをそのまま利用しようと言う魂胆です。なお、GoodSync で即時に mac 側の音源フォルダと sync する様にしてます。

これだけ。

network_mode が host になる点で、セキュリティを気にする方は docker hub の説明をよくよくご覧くださいませ。

後は Roon Remote で現行の接続を切ってから新たにつなぎ直すだけです。

roon server を接続し直した構成がこんな感じ

確かに安定しています。が、リソースをそこそこに使いますので、実際に使ってみた環境については次回ご紹介です。


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しょっさん
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