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今頃になって iPad mini 6 を買ってしまったのは

病気になって落ち込んでいたので iPad mini 6を買いました。いや、衝動買いではなく、考えに考え込んでついにです。なぜ新しい iPad mini は発表されなかったのか。

急に冷え込んできたところに、娘が患っていた喉風邪をもらってしまい、数日まともに活動できていません。ベッドにいると寝てしまう。昼間に寝てしまうと、夜に寝られなくなってしまうので復調に時間がかかってしまう。という感じで、ここ数日は地味に体調の悪い日々を続けています。仕事も生活にも影響が多く出てきてしまっているので、生活の根本的な見直しを図っています。

その結果が iPad mini 6 です。

適切なサイズのタブレットは生活リズムを正す

私はそう信じています。スマホでは小さすぎる。iPad Pro ではでかすぎる、重すぎる。小型のタブレットは生活を改善する。

家の中でちょっとした活動を行うには 7インチから9インチまでのサイズのタブレットが最適だということに気がつきました。スマホがある前提ですが、サブマシンというのは機能を限定して利用することになります。余計なことを考えずに集中して利用するために最適です。

普段の生活に、暮らしに必要なことに集中させてくれるはずだと信じて疑っていません。小型タブレットなら、私のただれた生活リズムを正してくれるものだと。

iPad mini 6 に期待していること

今回購入した iPad mini 6 に期待していることは、主に次の三つです。逆に言えば、たったこの三つのために、大枚をはたいています。

  1. Toggl で記録する

  2. Kindle で読書する

  3. タスクの全体感を把握する

何故、これらのお仕事をするのにタブレットが良いのか。どうして、目の前に三つも画面があるのにそこでやらないのか。それは次の二つの理由です。

  1. タッチですぐにアクセスできる

  2. 表示しっぱなしにしておける

PC やスマホでも同じように利用できます。ただ、PC は手数が増えます。Toggl を開いていたとしても、Toggl をフォーカスして、必要なところへカーソルを持って行ってクリックする。ショートカットもありますが、そもそもまずフォーカスしないとならないってのが厄介です。しかもブラウザの特定のタブです。

Toggl for Mac アプリが腐っているので常に画面に表示できなかったり、Chrome の拡張もサイズが身に過ぎたり履歴が少ししか終えなかったり、結局キーボードで入力しないといけなかったり。

タブレットなら押すだけです。PC での他の業務に影響することなくタブレットでは Toggl が常に表示されていれば、タッチ一発です。しかも押しやすい場所へ物理的に配置できます。

表示しっぱなしにしたとしてもバッテリーが豊富なので気にならない。別に電源紆余うだってかまわない。持ち出すことがありませんから。スマホだとバッテリー運用は渋いです氏、持って歩くことが前提だから電源運用というのも厄介です。その分、iPad ならそこにずっと置いていても良い。必要なときだけ持ち出せば良い。

そして、最近は暇さえあれば本を読んでいたい人です。物理本だけではなく Kindle にも大量に入っていますが、それらはまったく消化できていなかった。それは適切なサイズのリーダーがなかったから。

タスク管理アプリやカレンダーなど、全体感を表示するためのツールはPCにもありますが、3つの画面では実にそこまで表示ができない。もう一つ「手元に」サブ画面が欲しい。しかもそれはPCに影響されてほしくない。こんなことは実によくある話なのです。マルチディスプレイを使っている人たちは口を揃えてこう言います。

「3画面じゃ足りない」

他のタブレットで良いじゃないか

そうなんです。iPad mini 6 って高いです。256GB だと定価で 10万円を超えるんですよ、びっくりです。だから、探したんです。他のものを。

Kindle Paperwhite … Kindle しか利用できないし電子ペーパーのもっさりにどうしてもついていけなくなって、読まなくなった過去
iPad Pro … 社用のMDMの所為で表示しっぱなしにできない。あとやっぱりどう考えてもでかすぎて邪魔で重すぎる。仕事のカレンダーを開いておくには最適な感じはする。

あと、競合するだろう7〜9インチくらいのタブレットを探していたんですが、iPad mini 以外でこの辺のサイズが綺麗さっぱりないんです。謎に画質の悪いタブレットとかばっかりで、みんな大きくなっています。どうして。どうしてなの。

ということで iPad mini 6 なんです。このサイズでは高くてもこれしかない。
だから、私は少しでも安いものを、ということで「Apple の整備済製品」を狙いました。iPad mini 6 はちょいちょい出てくるので、たまに探しては見つけるたびに買うべきか考え込んでいました。

という流れで、先日ポチるに至ったわけです。86,800円。安くなったといえど、バリバリに高いです。高いんだけど 10万円を切っているというだけで安心材料です。安心できる値段じゃないのに。Kindle Paperwhite なら Signature モデルでも 2万円強なのに。

実際に買ってみてどうだったか

iPad mini 自体はこれが三台目です。初期、4、からの 6 です。4 は残っていますが、iOS 15.8 までしかアップグレードできず、そもそも処理が追いつきません。だから常に熱い。タッチしても反応しない。アプリを切り替えられない。そんな状況から A15 Bionic までのアップグレードです。問題はありません。今使っている iPhone 13 と同じなのか…そうか…。

たたずむ iPad mini 6 サイズがちょうどいい

にしても本当に軽い。軽すぎる。どうしてそんなに軽いのか。
持った瞬間に「あれっ」となるほど軽い。293g なのでスマホよりも重いのだけれども、レザーの手帳型にしてカードを沢山突っ込んでいる私の iPhone よりもどう考えても密度が小さい。だから見た目の重さが脳の感覚とあわない。勢いよく手に取ったら放り投げるレベル。

そして。普段使っているアプリが動くし、どうでも良かったスピーカーもきちんとしているのでベッドでの作業がことごとくはかどります。

Kindle での作業もちょうどいい。読書するのにちょうど良いサイズ。乱読するのにちょうどいい。スマホだとちょっとやっぱり小さいのよね。

そしてもちろん Toggl での記録も楽だし、反応も良い。当たり前だけれども。Toggl 運用をするためには iPad を縦置きにしたかったので、エレコムの無段階スタンドにしました。これめっちゃ良いです。地味に iPad Pro 12.9" にも対応してます。

買う前から分かっていたちょうどいいを体現しています。

iPad mini 4 は、まだボタンがついている時代でした。ボタンがなくなったのでその分画面も広がっているし、スタイリッシュです。とても良い。

嗚呼、何故こんなことに気がつかなかったのだろう、iPad mini があれば生活が改善されるだろうと。


その後、もうちょっと使ってみたらどうだったかの記事です。こちらもどうぞ。


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