自分に嘘をつかない生き方・働き方①
もし今のまま働き続けて、
人生最期に「後悔しない」と言いきれますか?
天職は探しても見つからない。
それは自分でつくるものだから。
あなたにとって仕事とは?
大学を卒業すれば、就職するのが当たり前。そして、定年になるまで働き続ける。仕事は生きていくためにしていかなければならないものと考えてはいないだろうか?そもそも仕事って自分にとってどんなものか考えたことがあるだろうか。もし考えたことがないならばこの機会に考えてみてほしい。
第1章 存在意義 なぜ「お金の為」と言い訳しながら働くのか
1.1 本当の「仕事」を求めて
イキイキと仕事をするためのカギは、「どんな仕事をするか」「その仕事をどうやってやるか」といった仕事の目に見える部分にはない。本当のカギは、目に見えない部分、「仕事をどうとらえるか」「なぜ仕事をするのか」に隠されている。仕事の目に見えない部分としっかり向き合えば、いかなる外部環境の変化に遭遇しても、簡単に翻弄されることはない。
そもそも何が仕事であって何が仕事でないかを決めるのは誰なのか。仕事に対する捉え方は人それぞれ違う。日本人は「4つのメガネ」で仕事を見ている。
1.生計を立てるための手段
2.やりたくないことをやる
3.既存の職業に自分を合わせる
4.同時に一つしか持てない
まずは、このような仕事観が自分の中に存在することを自覚することが大事なのだ。
1.2 モノの時代→ココロの時代へ
モノがあふれた現代社会。モノで満足できなくなった私たちは精神的豊かさを求めるようになった。仕事においても、自分の存在意義を流暢に語れるかどうかということより、むしろそれが何だかわからないけれど、自分には確かに存在意義があるという「実感」を持っているかどうかが大事である。
人は意味を求める動物であり、目の前の出来事に対して意味付け一つで人生が劇的に変わり得る。「意味」を中心的な価値観とし、精神的な開放を目指す、新たな時代に突入しつつある。
1.3 仕事をどう捉えるか
時代に合わない仕事観をこのまま持ち続けると、そのうち精神が参ってしまう恐れがある。仕事は自らの存在意義を探求し、それを表現することと捉えなおす。
仕事とは「仕える事」
働くとは「傍(はた=他者)を楽(らく)にする」
人は経済的な危機よりも、精神的な危機の方が耐え難い。仕事を「収入をともなう職や職業」というかたちあるもので自分を定義するのはリスクが高い。大きな外的変化によってそれを突然失うリスクがある。それよりもかたちのないもので自分を定義してほしい。
存在意義を探求する=内なる仕事
存在意義を表現する=外なる仕事
この2つのバランスを良く回すことでその人本来の可能性が最大限発揮される。
おわりに
仕事は生きていく上で切っては離せない存在だ。仕事といううものをどう捉え、どう解釈していくかを今一度考えてみてもらいたい。今という日は人生で一番若い。行動するなら今しかない。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【今日の格言】
間違ったことの言い訳をするよりも、
正しいことをする方が時間がかからない。