
2024/8/5週|才能の見つけ方
健康の充実が人生の土台と感じる1週間でした。
胃の痛みがあって胃カメラ受けるような時は、いつも万が一を考えてしまうところがある(リスクに敏感な特性が出ます、ネガティブとも言う)のですが、今回も大事には至らずという結果をもって、わかりやすくかつ大袈裟に表現すると、「終わりだ…」という心持ちから「通常」に戻ってきました。
何事も健康が土台、というのを改めて認識したのですがあわせて感じたのが、この、「終わりだ」と「通常」の差分が、ネガティブな特性によって大きくなる、からこそ、ありがたみはより強くなっているよな、ということです。
そして、このありがたみがあるからこそ、健康の維持のための投資(ジムに行くとか、食事を気をつけるとか)に自分自身を方向づけやすくなります。ありがたみが大きいのでその分自分自身をコミットメントさせやすい側面があります。
となると、物事を深刻に見たり、ネガティブチェックするという特性もまんざら捨てたものではないなと。
仕事をする上でもこうした特性は活きることがあります。
わかりやすい例ですと「新規の取り組み対してケアしておくべき事項の洗い出し」とか「クライアントワークだとクライアントが気にするであろうポイントを事前に検討しておく」などのシーンにおいて、自分の特性は強みとして活きる体験をしてきました。
自分の向け先を考える
上記のような、個人の特性を才能と見立てて活用していくための自己理解のための方法論として、下記の書籍が非常に参考になりました。
「才能がないんじゃない。才能に気づいていないだけだった――」
「才能」は、努力や根性で身につけるものではありません。
また、神様から与えられる特別なものでもありません。
もし、才能がないことに悩み、自信を失っているとしたら、才能の“定義”が間違っているのです。
「才能」とは“つい、やってしまうこと”。自分の“外側”にあるスキルや知識のことではなく、すでに“内側”にあるもの。
才能は「身につける」ものではなく、「見つける→活かす→育てる」ものなのです。
(中略)
本書の3ステップを実践するだけで、例外なく自分の才能を見つけられます。才能のない人なんて、いません。才能を見つけられず、活かせていない人がいるだけなのです。
才能を見つけた瞬間から、人生が大きく変わる。それは、著者自身をはじめとする1000人以上の体験者が証明しています。
「短所は克服しない」「憧れはあきらめる」「成功者の真似をしない」「資格やスキルを重要視しない」など、これまでの通説を根底からひっくり返す著者オリジナルの“非”常識=“新”常識メソッドで、「一生ものの自信」が手に入る一冊です。
「自分を変えるには?」ではなく、「自分を活かすには?」と考える
書籍の中で印象的だった一節です。
・自分を活かせる環境を見つけることに注力する
・その場所で自分の特性を最大限活かす
こうした中でスキルや経験が掛け算されていくと、人から「強み」として認識される状態になっていくのでしょう。
自分の特性や才能を考えてみたい / 言語化していきたい方にはぜひおすすめの書籍ですが、マネジメントの役割としても対象者の方の特性が強みとして活きる環境をいかに作り出すか、という観点は非常に重要に映りました。むしろそれが最大の仕事なのではないかと。
なぜなら、個人の特性は環境によって長所としても出現するが短所としても出現するためです。
。。。
自分自身を見つめ直したり、棚卸ししたくなった時にガイドラインとしておすすめな書籍でした。
特性自体も時が経つと変化したりするので、折に触れて言語化してみるのおすすめです。
誰もが天才だ。しかし、魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生、
自分はだめだと信じて生きることになるだろう
- アルベルト・アインシュタイン
📓この記事について
株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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