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【~連載~静岡の歴史を学ぼう251】Nihondaira Part2 日本平 パート2

※ この記事は「静岡移住計画Facebook」に掲載しております。
なお上記の写真、日本平から望む景色に関しては、静岡市の提供です。


日本神話には深い意味があり、国の成り立ちを考えた時、本当はもっと学びたい内容です。清水区には日本神話に関連した歴史的箇所がいろいろあります。日本平もその一つです。ちなみに地名としては「にほんだいら」ですが、ホテル名は「にっぽんだいらホテル」です。

Nihondaira Part2

日本平 パート2

The plateau where Yamato Takeru extinguished the fire is said to have been named "Nihondaira" after him, bearing the legacy of his name.

ヤマトタケルが火を消したその台地は彼の名にちなみ、「日本平」と名づけられたと言われています。彼の名前の伝説を伝えています。


日本平を上空から見ると台地上であることが良く分かります。
提供:静岡市


Yamato is another name for Japan.

ヤマトは日本を表すもう一つの名前です。

The sword that he used in cutting the burning grasses is called ‘Kusanagi-no-tsurugi’, which literally means ‘Grass-Cutting Sword’

彼が燃える草を切った時に使った剣は「草薙の剣」と言われています。それは「草を刈る剣」の意味です。


草薙神社の絵馬にあるヤマトタケルノミコト

Upon hearing the story, Shizuoka residents would immediately recognize a specific area associated with this story.

その話を聞くとすぐに、静岡に住んでいる人々はこの話に関係する特定の地区を思い出します。

There is an area called ‘Kusanagi’ in Shimizu Ward and another one is the JR Kusanagi station.

清水区には「草薙」と呼ばれる地区があり、またJR草薙駅もあります。


草薙神社
静岡県静岡市清水区草薙349



In ancient times, this sword, Kusanagi-no-tsurugi was offered to Kusanagi Shrine, which is located on the foot of the northern side of Mt.Udo.

古代、この草薙の剣は草薙神社に奉納されました。この神社は有度山の北側の麓にあります。

草薙神社にあるヤマトタケルノミコト像

Being one of the Three Sacred Treasures of Japan, Kusanagi-no-tsurugi used to be carefully housed there.

草薙の剣は三種の神器の一つであり、かつてはこの神社に置かれていました。


草薙神社

In 686, this sword was moved to Atsuta Shrine in present-day Nagoya.

686年、この剣は現在の名古屋にある熱田神宮に移されました。

Even now, this sacred sword is housed in this Shinto shrine as one of the Three Sacred Treasures of Japan.

今でもこの神聖な剣は三種の神器の一つとしてこの神社に保管されています。

As a remembrance of this legend, a statue of Yamato Takeru is standing near the Nippondaira Hotel.

この伝説を忘れぬよう、ヤマトタケルの像が日本平ホテルの近くに立っています。


ヤマトタケル像
向こうに見えるのが日本平ホテル
※この像、あまり知られていないですよね!特に静岡市民の皆様、ぜひチェックしてみてください。昔は日本平山頂の駐車場にありましたが、開発のため現在の臨時駐車場に移されました。

(参考資料) 草薙神社パンフレット

      草薙神社  静岡市清水区草薙349    

     https://kusanagijinjya.jp/


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