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読んだ本シリーズvol.1『伝え方が9割』

伝え方が9割

4月18日(日)

今日読んだ本は、なんといまさら。

『伝え方が9割』という本です。

なぜこの本を選んだのか。

「伝え方」について学びたいと思ったからです。

就職活動で面接を繰り返すと、だんだん通過率もよくなってきます。つまり、端的に伝えられるようになってきているのかなと。

でも、面接担当だったある会社の部長さんに言われたのは、
「うちの会社だと、コミュニケーションで苦労しそう。」
つまり、
「僕の質問の意図が、君にくみ取れてもらえていない。」
ということでした。

『何それ悔しい!質問も悪いんじゃないんかい!』
正直思ったけど、このことを聞いて2つの仮説を自分の中で立てました。

①私が、相手の質問・話の意図をくみ取れていない。
②私の、言葉選びや伝え方がよくなくて、自分の意図するように伝わっていない。

なぜ①だけじゃなく、②も立てたのかというと、コンサルの会社の2次面接を受けたときに現場の人が出てきたのだけど面接のフィードバックをもらった時に、「質問に対して問題なくきちんと答えられている。」というふうに言っていただいていたから。だから、まだ①が決定的原因と決めつけるのははやいなと思いました。

え?じゃあその前者の会社と相性が悪かっただけじゃない?

という疑問もわくと思いますが、意図をくみ取ることと伝え方については、それぞれ「治した方がいい」という意味でフィードバックをもらうためこの際だから、勉強してみよう。ということで、

まずは、「伝え方」に関する本を読んでみることにしました。(意図をくみ取るってことに関しては、また違う本を読んで勉強します。)

本を読んでみて。

この本は1時間もあれば読めてしまうくらい、簡単に書かれています。
そして、何となくほかの本にも載っていたな...と思う内容もあったため、私の備忘録的にnoteを残しておきます。

正直この本、きれいにまとまりすぎて要約もなにもないから、私が後から見て思い出したいことだけを書いています。

1.自分の伝えたいことと、相手にとってのメリットを考えて言葉にする。

作者の佐々木さんが、仕事で移動中手早く食事をとろうとファストフード店に入ったときのこと。佐々木さんはフィッシュバーガーを頼みましたが時間がかかるようでした。「それじゃ、でようかな。」そう思ったときにクルーさんに言われたのは、

「できたてをご用意します。4分ほどお待ちいただけますか?」

佐々木さんは、この言葉を聞いて待つことにしました。

もしクルーさんが、「4分ほどお待ちいただけますか?」と言っていたら佐々木さんは帰っていたでしょう。伝えたいことは同じなのに、相手にとってのメリット(「できたてをご用意」)で、「ノー」を「イエス」に変えてしまったのです。

佐々木さんが提唱する、「ノー」を「イエス」に変える3つのステップStep1 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
Step2 相手の頭の中を想像する
Step3 相手のメリットと一致するお願いを作る←めっちゃ肝

そして、Step2で相手の頭の中を想像したときに考えるための切り口は7つあります。なんとなく知っているものもあれば、「確かに!」ってなる気付きもありました。

「イエス」に切り替える「7つの切り口」
①相手の好きなこと
②嫌いなこと・嫌なことの回避
③選択の自由
④認められた意欲
⑤あなた限定
⑥チームワーク
⑦感謝

あー。私、④と⑦はたまにつかうなー。なんて思いながら。

これは今すぐ、この瞬間から使える手法なので使って癖づけていきたい。

2.強いコトバ=心を動かすエネルギーのあるコトバ

相手を動かすためには、相手の心を揺さぶり、同じ意味を伝えるにしてもより伝わるコトバを創っていかなくてはなりません。佐々木さんは、

強いコトバ=心を動かすエネルギーのあるコトバ

としています。
では、心を動かすエネルギーをどうやって生むのでしょうか。

それは、結構単純だし心理学的によく使われている気がするので、私も何となくは知っていました。

コトバに高低差をつけてあげれば、エネルギーが生まれる。

物理を習っていた人なら、より伝わりやすいでしょう。(笑)
例えば、「あなたが好き。」より、「嫌いになりたいのに、あなたが好き。」これは後者の方が高低差があり、一層伝わりやすいですね。

佐々木さんは、そんな強いコトバをつくるための5つの技術を提唱さてています。

「強いコトバ」をつくる技術
①サプライズ法(「そうだ、京都いこう。」で有名な技です「そうだ、」「あ、」)
②ギャップ法(「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」にも使われている。真逆のことを最初にいうやつ。)
③赤裸々法(伝えたいことと、その時に起こる体反応を一緒に伝える。)
④リピート方(繰り返すと印象に残るってやつ。「さいた、さいた、チューリップの花が。」)
⑤クライマックス法(「実は...」「ここだけの話...」「これだけは伝えたいのですが...」)

ちょ....
正直これは、難易度高いなあ。てか意識してやるの恥ずかしいなぁ。
と、思ってしまったけど、はじめは意識してやることが必要だそう。
料理だって、初めはレシピ見て作る。それと同じ!
よーし!私も今から、試してみるぞ!


ガクチカは、エピソードのビックさが大事なんじゃない、経験からの学びが大事なんじゃ!

(ギャップ法を用いてみたけど、これはちゃう気がする。)

コロナで引きこもり期が続いて、就活もどんどん長引いて、精神的につらいですが頑張っていきましょう。


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