2.0の”読むラジオ”♪ 2024年10月度FMHI!「もく夜7のシャングリ・ラ」書き起こし
昨年10月より機会をいただき、毎月第2木曜日19時40分ごろより、もく夜7のシャングリ・ラコーナーに静岡2.0が出演させてもらっています。
今回は10月度のラジオの書き起こしをお届けします。15分くらいの短い時間ですか、レジリエンスを考えるには充分の数の話題がたっぷりです!ぜひぜひご覧ください。
【9月21日(土)ゆる〜く話そう 防災バッグとわたしたち】開催報告
TJさん(パーソナリティー)
続いては地域団体静岡2.0の柴田涼さんと 斉藤夢果さんです。こんばんは。
このイベント、インスタにも出てましたね。うんうんうん。防災バッグ。
しばた(静岡2.0)
そうそう、防災バッグを真ん中に、レジリエンスのことを考える、そういう場が欲しいなと思って。この間の水害とかもきっかけにはなってはいるんですけど。
開催してみて、バッグ準備する前にみんなの心の中に、災害に対するいろんな引っかかりとか、モヤモヤとか、僕らは隙間って呼んでるんですけど、そういうものがすごいあるなっていうことが話をしてわかったんですよね。
例えばですけど、ある人は防災、災害ってことを考えた時に、家の作りが木造だったりとか、築年数があるので、準備してももし倒壊してしまったら、準備に対して無力感があるっていう話をしてくれて。それってみんな共通っていうか、すごい感じてる人多いだろうなって 。そんなような話からスタートしたんですけど、そういうモヤモヤをみんなで共有できたっていうのが、1つ対話ができてよかった時間かなっていう風に思いました。
防災冊子の紹介&静岡市 事業継続について
TJさん
倒壊に関しては、何かその後意見は出た?
しばた
こちらのね、FMHI!で作っていた冊子に情報が載ってまして。
TJさん
防災の8時間特別番組(下記リンク)ありましたの。
しばた
その冊子見させてもらったら、市の方に相談できますよっていうのがね、書いてあったり したんですよね。だけど事業が終わってしまうのかな?
TJさん
あ、静岡市の方には、今相談件数がやっぱり増えたんで、新たに予算も計上されました。
しばた
じゃあ、あれは続くっていう話ですね。そうなんだ。
TJさん
その時その時によって変わってくるので。元々静岡県がずっと倒壊0という名前で、 家が倒壊しないようにという政策を続けてきていたので。
「ゆる〜く話そう 防災バッグとわたしたち」は四季を通じてやりたい
しばた
今回、この会をやったことで、四季を通じてやりたいなと一応目論んではいるんですけど。
TJさん
お、春、夏、秋。
しばた
そうですね。っていうのは、バッグの中身は冬だったら、 もうちょっと毛布系っていうか、そういうのを多くしようよっていう具体的な話もできるので、バッグの準備のためにっていうか、ローリングストックじゃないですけど、そういう位置付けでも、この会があればどうかなっていう、1つ挑戦っていうかね。で同時に、今みたいな対話してく中で心がモヤモヤすることについて、向き合って話すことで、 じゃあやってみようかなってなる人もいるかもしれないし。
TJさん
考えてみたら、防災のことって、本当は情報も出てるし、私たちもこうやってお伝えはしているんだけれども、いざ、なんかやろうと思った時に 相談するところっていうのはないんだよね。防災センターもあるから、じゃあ行きましょうよとか、そんなことは言うけれど、個別にうちの場合はもっとこうでああでっていう、その条件が人によって違うわけでしょ。
しばた
そうなんすよ。ほんとに人によって違うっていうところが。
TJさん
で、土地柄も違ったり、地形も違ったり、家族構成も違ったりとか、 それに合わせて、じゃあ相談しようとしてもなかなかないってことか。
しばた
そう、難しさを感じます。多様な人がっていうとこで言うと、僕なんか ペットいないんですけど、「今日、ここに来るまでに、災害の備えについて向き合ってきたあなたは、どんなことを大切にし、どんなことにモヤモヤを感じてきましたか?」というワークで、猫ちゃんのことを1番最初に書いた人も いた。そう考えると、そのペットのこと考えて動かなきゃいけないじゃないですか。自分とは思考が全然違うなということを感じたんですよ。それを事前に僕らも知っとくのも大事ですし、 対話、話する局面っていうのが地域の中とか社会の中で増えてもいいのかなっていうことを同時に感じたりとか。
TJさん
あと、だからそれに対してこうしてるよ、ああしてるよみたいなものが出てくるくらいの活発さがあるといいかもしれない。
ゆめか(静岡2.0)
実際そのバッグ会終わった後に中身を見せてもらう時間みたいなのがあって、 私はそれまで用意してなかった人だったので、皆さんのバッグの中身が結構違くて。女性の方は子供がいるので、子供が困らないようにいつも読んでる絵本を入れとくとか、あとは、 しばたさんのリュックで面白かったのが、ノート、入れてて。
しばた
絵描いたりとか、人によっては悩みを書くかもしれないし、そういうはけ口にしようっていう感じで。
ゆめか
そういう人もいれば、市販で買ったものを最初からもうそのまま用意してる人もいて。で、私それを聞いた時に、やっぱり市販のものを買っとくべきなのか、自分風にカスタマイズする人もいて、結局どうすればいいのかな、にはなっちゃったんですけど。でも買ったものに対してもこうやってカスタマイズじゃないけどできるし、それぞれの自分の弱さじゃないですけど、そこに合わせて用意するってことが大事なんだろうなっていうのはすごい感じましたね。
後悔のきもち
TJさん
バッグ用意した?(笑)
もう1回聞いちゃう、用意した?(笑)
ゆめか
完璧ではない。(笑)完璧ではないというか、じゃあやりました。っていうほどの自信があるものにはなってないです。
TJさん
これが必要だと思って用意してたけど、こっちはいらなくて、これが欲しいっていうのがあるのが災害だと思うから、パーフェクトは無理でしょう。
ゆめか
パーフェクトじゃなかったとしても、今できる限りのことはやったなっていうレベルじゃないんですよ。
しばた
それはね、やった方がいいね
TJさん
うん。自分が納得してない。
しばた
そういった後悔もすごいテーマで、どこまで準備できるかっていうのも、起きてからじゃ遅いじゃないですか。
TJさん
あん時やっとけばよかったっていうね。
防災に+レジリエンスの視点を
しばた
もう1個は防災バッグのこと考えてたら、これ準備したから絶対オッケーってわけじゃないですよね。
そう考えるとレジリエンス、またはどんな人間関係が僕らにとって重要なのか?それだと直接的すぎるかも、もう少し視野広く日々考えとかないとっていう。
ゆめか
それで、レジリエンスにも視点を向けてほしかったので、私たちが大切にしてるレジリエンスを捉える10の視点を紹介しました。(PDFでダウンロード可能です)
「改めて南海トラフのようなもしもの時を想像して、自分のこれまでの備えや周囲の人との関わりの中で大切にしたい10の視点はありますか?」という問いなんですけど。準備だけじゃなくて、実際にレジリエンスの視点から常に考え続けるみたいな。
TJさん
うん災害っていうのは、1回協力しようというような人のいい面が出て、しばらく経って、時間が経ってくると、今度逆に悪い面が出てきて、 奪い合ったりとか。お互いにね。喧嘩みたいのが始まったりとか、犯罪ができてきたりとか。それも人間なんで、とても難しいことは難しいですよね
その時にも、自分の心が折れずにいられる、そんな自分でいるためには、日頃の お2人も一緒にやってる静岡2.0みたいな活動がどんなふうに役に立ってくるか。これ、起きてみないとわからない。
今後の2.0の展望
しばた
ですね。だから、今僕らがある種焦ってるのは、一緒にレジリエンス共有したいなっていう思いがすごい高まってて。
防災ももちろんいいんですけど、レジリエンスのことを理解し合う、話せる、 そういうような場を作ろうかなみたいな。
TJさん
それを後悔しないためにね。
しばた
それも後悔しないためですよ。来ちゃったらもう1回終わりっていうかね、終わんないんだけど。そういう思いがあって。
TJさん
そうそう、そうやってわからないけれども、手探りでもやっていくってことはとても大切ですよね。生きてるって多分そんなことじゃないかなと 最近思います。正解ないし。
しばた
いや、ありがたいっていうか、もうラジオもほんとありがたいよね。(笑)
TJさん
こうして仲間が少しでもね、聞いていて、少しはそれを思ってくれる人が出たりすれば。
しばた
そうなんですね。ほんとにそのために喋って。
ゆめか
そうですよね。もっと発信にチカラ入れたいなっていうことも最近考えてて。
TJさん
静岡2.0 instagramでもね、活動わかったり、あとfacebookもあったりするんですけど、あと、いつも定期的にやっているお知らせをよろしければ。どんなことやってるのか。
11月のゆるすいのお知らせ
ゆめか
来月になっちゃうんですけど。11月の27日水曜日 の19時から21時までに”ゆるくつながる水曜日”っていうイベントやってます。で、どういうことやってるかっていうと、いろんな人が集まって、 1人時間が決められた中で話したいことを話して、それを聞き合っていうのをやってます。場所は番町市民活動センターの中会議室で、参加費は一応100円です。
TJさん
で、何時に入ってきてもいいし、何時に帰っていってもいいというゆるゆるの。なので、番町市民活動センターの掲示板にチラシを貼っているので見ていただいても出てますのでね、また覗いていただければという風に思います。
じゃあ、ゆめかちゃんはバッグを今日中にやんないと、明日来ちゃうかもよ。その朝に、
ゆめか
うん、たしかに!
TJさん
いい人生ですね。今夜もどうもありがとうごいました!
しばた
ありがとうございます!
TJさん
もく夜7のシャングリラ、7時からお送りしてきましたが、お別れの時間が近づいています。この番組は東海グループの提供でお送りしました。
新しいことが始まるためには、やはり今までの何かが失われたり、あるいは壊していったりしないと、次の新しいものはやってこないのかもしれないですね。
私たちはどんな未来を選んで、どんな未来に向かって歩き出していくでしょうか。一緒に歩いていきましょう。お相手はTJでした。それではまた。
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