息子の学びの特性
宿題がめんどくさい
小2息子は、小1で宿題がはじまった頃から
『宿題めんどくさい。何でこんなことするの?』
と言いつつやっていて、
二学期に登校渋りが始まると、
勉強なんて嫌だーーー💢💢💨
モードに。特に、カタカナや漢字のなぞり書きを嫌がる。国語と算数の文章題を嫌がる。
夏休みの宿題では、日記を書くのが困難で、息子が言った言葉を私が一度メモに書いたのを見ながら書いていた。
計算はまぁできてる。
文章題は、私が隣にいて、サポートすればできる。でも、隣にいないとやる気がなくなる。隣で文章を読んであげるとできる。当時の担任から、算数の文章題を白紙で出しました、とのこと。
もしや、ディスレクシアかもしれない?と思い、スクリーニングをしてもらったり、検査も受けたり。←めちゃくちゃ時間かかる。予約しても数ヵ月先、予約自体受け付けてなかったり、遠方過ぎたり。
でも未だにはっきりせず。
結果がどうあれ、何かしらで学びにくさがあるのかもしれない。または、息子タイミング?その時?がまだきていないのかも。
学びやすい方法を探る
耳は良いから、動画でみて聞いたことは暗記して、それを日常会話でもすぐ使える。動画で観たことを一ヶ月後とかに急にアウトプットしだすことがある。弟や家族に説明してくれることもある。
読み書きがそんなに嫌ならしばらく様子をみよう。
本人が学校の勉強的なことに拒否反応が出ちゃうから、教科学習は一切やらずに興味のあることを学んできた。恐竜、科学実験、動物、虫、お金の計算、、。
そしたら最近、文章を何とか読もうとして読めていた。教えてない漢字もフィーリングなのか読めてる。
私
「なんでその漢字読めるの?」
息子
『僕だってちゃんと勉強してるんだよ。分からないときに、ママやパパに聞いて覚えたんだよ』
感動✨
そうなのか、、彼は、彼のタイミングで学んでるのだ。
完璧主義で敏感で繊細
ただね、自信はなさ気なんだよね。間違えるのを嫌がるし。完璧主義な所があるのかも。
彼の絵はすごく素敵だと思うけど
彼自身は絵を描くのは嫌みたい。やらされるのが、とにかく嫌だから、大人の意図がみえることは本気で嫌がるし。息子には息子のペースがあるんだね。
読み書きの困難に気づいて
昨年秋頃に息子の読み書きの苦手さに気がついて
教育相談センターに相談→
4月まで空きがないからと待たされ→
4月に視覚発達センターをすすめられ→やっと検査完了←イマココ
結局、視覚発達の面では異常なし。
やはり読みの検査で引っ掛かってるから、読みの困難がある可能性がある、とのこと。
という結果を、また教育相談センターに連絡して、その後の検査に進むのか検討していく。。。検査の予約からすごく待たされるし、気が遠くなっていたけど、私がついて勉強をみていて、気になったことは多分合ってる。それがどんな種類の特性だったとしても息子に合う方法をひとつずつ試していく。
ひらがなでも、すごく読むのに時間がかかる息子。でも読めない訳じゃなく、ゆっくりなら読める。助けてもらえば読める。書きたい!という強い意志があるときは書くのだ。
学校では、読み書き中心。というか9割読み書きで授業が進んでいく。これは、色んな特性や事情で出来ない、苦手な子にとってはどんなに苦痛か。
ディスレクシア
ディスレクシアについての講演でのこと。
たとえば
「絢爛」
これを利き手じゃない方で書いてみてください。
→さらに、トメ、ハネ、ハライをしっかりと❗キレイに丁寧に書いて❗→これ、テストにでるよーー❗
というのを、圧の強い口調で言われる。これ、普通に書ける私でも言い方がまずキツイ。ドキドキした。左手で書いた文字が、息子が書く字にみえて、涙が溢れた。
あぁー、これは、苦しいわ、、
分からないけど。本当はどうなのか、分からないんだけど。
ICT の活用
でも、今は色んなツールがあって、読み書きをサポートしてくれる。ICT を活用した学びの講座にも行ってみた。愛溢れる先生たちの姿があった。息子の場合は、読み書きだけでなく、学校の仕組みにも疑問があるだろうと思うのだけど。
幸いパパはシステム専門家。ICTをはじめ、色々活用していい方法を見つけていく💪
苦手を補うだけではなく、得意なこと、好きなことを見つけていく。
葛藤
私は、好きなことを
受験のため、仕事のため、育児のため、(親のため、、、、、)
色々理由つけて置き去りにしてしまった。でも好きなことこそ、生きていく力になると思う。
でも、だって、、
と言いたくなりがちだけど向き合う。息子だけじゃなく私のために。子どもたちは、私にたくさんのことを気付かせてくれる。
こんなに子育てが苦しいなら、私は子どもを生んじゃいけなかった、、と思ったこと何度もあった。子ども時代の辛さを抑圧して、もうそれすら忘れてたことを意識させてくれる。めちゃくちゃ苦しいんだけど、それだけで大分癒される。親も変わっていく。育ち直しさせてくれてる。
好きなことに向き合う息子たちの姿はキラキラしてる。ずっとみていたい。彼らがそのまま、元気なまま大きくなること、それが目標。そのためには何が必要で、何がいらないのか、それぞれよく観察していく。人それぞれ、違うのだろう。
息子の事があって、特性、凸凹について少しずつ自分なりに分かってきたことがある。みんなそれぞれ、得意不得意がこんなに違うということ。誰かにとって得意なことが、私にとっては難しいこともある。でもそれは私が劣っていると落ち込むことではない。同じように、私にも得意なことがあるのだ。自分にとっては、当たり前だけど、自然に出来たり、もっと探求したいと思えることがあるのだ。それを、卑下したり羨ましがったりするのではなく、批判したりせず、活かして、補い合うのがいい。
みんなちがって みんないい
みんな ちがうのが いい
みんなと同じように、同じスピードで学ばなくてもいい。自分らしく、いていいんだ。誰も保証してくれるわけではない。自ら模索していかなければならない。でもそれって、ものすごく自由だ。