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東京でOLをしながら小説を書いていた頃

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だいすきでだいきらいだった東京。
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2021年7月の記事一覧

違和感と向き合う

違和感と向き合う

違和感とは
どう折り合いをつけるべきなのだろうか

生きて
ひとと関わっていれば
あれ、何か違う
と感じる瞬間は必ずある

たとえ
松本潤と恋人になったとしても
あれ、違うな
と思うだろうし(そもそもそんなことは起こらない)

なりたかったものになれたとしても
あれ、違うな
と思う瞬間は訪れる

気づくと私は
違和感を抱くことを
ひどく恐れるようになっていた

*

でも

恐れることはないと

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セルフ認知行動療法

セルフ認知行動療法

7/10

病院のカウンセリング料金が1回7000円だったので、こんなに払えんわ、カウンセリングくらいひとりでできるわと思い、セルフ認知行動療法をすることにした。
自分と向き合うことには慣れている。元々深く自己内省するタイプではあったけれど、ここ最近はより深く深く、自分と対話し続けている。



また東京に、緊急事態宣言が出た。

東京とは気が合いますね、私もです。
人生の緊急事態宣言が終わらな

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渋谷スクランブル交差点で狂う

渋谷スクランブル交差点で狂う

可愛くないと殺される街、渋谷。
ある詩人が、かつてそう歌った。

私は殺されるだろうかと、
怯えながら歩くセンター街。

学生の頃、早く起きすぎた朝や眠れない夜なんかに、よくスクランブル交差点の定点カメラ映像を眺めていた。
この中に自分が混ざる未来と、一生混ざらない未来を想像した。

いつか、この定点カメラの前で狂ってみたいと思っていた。

結局、混ざる方に人生は動いた。
けれど混ざった自分が、こ

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天井の満月

天井の満月

1日の中で数瞬だけ、言葉と向き合える時間がある。その瞬間を逃さないように、今、裸足で立ったままnoteを書いている。

今日は徒歩25分の病院に行くのに、1時間かかった。

動悸がひどくて、歩くだけで息が苦しくなってしまうので、電柱がある度に休みながら歩いた。タクシーをさらっと呼べるだけの財力がないことが、ひどくかなしかった。
迷惑そうに横を走り抜けていく外車を見ていたら、心が折れて泣き崩れそうに

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