URUオンラインスクールで経営者として大切なスキルを学んできました
<ビジネスマン必見>
<はじめに>
こんにちは!あおたんです!
みなさん、いきなりですがスタバは飲んだことありますか??
スターバックス コーヒー ジャパンの2023年度の売上高は約2,894億円で、国内店舗数は1,885店でした。
逆算すると、
1店舗あたりの年間売上高は約1.5億円、
毎月の売上高は1250万円になりますね。
さらに1日あたりにならすと約40万円の売上。
スタバのコーヒー1杯が約700円だと仮定すると、1日あたり570杯ほど売れている計算になります。
コンビニのコーヒーは1杯100円〜せいぜい400円くらいなのに対して、それよりも高いスタバのコーヒーはなぜこんなにも爆売れするのでしょうか??
・立地の問題
・ブランド力
などなど、
あると思いますが、なぜこんなにも売れるのでしょうか??
今回の記事では、普段皆さんが生活している時にも何気なく接触している物の値段についての記事となります。
つい最近ではこのような物価高に対する下記の様な記事も頻繁にTVや新聞・ニュースなどでも目にする機会がありますので、みなさんも馴染みが深くなってきているかもしれませんね。
普段皆さんも商品を買う時(消費者の時)
「この商品、もっと安くならないかな…?」と感じたことありますよね?orz
もしくは商品を売る際(生産者の時)
「もっと高く物(商品)を売れたら良いのにな…??」なんて感じたことありますよね?^^;
今回は特に私たちが普段の生活をしていく上で誰しも1度は感じたことがある、
「商品の値段についての悩み」を深掘って解説していきます!
この記事を読んだ後では、 "値付けに関する悩みや不安" が消えるので、
下記のメリットが挙げられますよ!
<今回の記事を読んだ後に身に付くスキル>
1. お客様への提案がスムーズになります
相手の視点:「この価格で本当に納得してもらえるだろうか」という不安がなくなれば、自信を持って提案できるようになります。結果的に、お客様に信頼感を与えられます。
2. 交渉が格段と楽になります
相手の視点: 適切な値付けができていれば、お客様との交渉で無理に値引きを求められるストレスが減りますよね。お互いに満足できる取引が可能になります。
3. 会社の利益が安定します
相手の視点: 適切な値付けができれば、赤字を避け、安定した利益を確保できます。結果として、長期的な事業運営が楽になります。
4. 商品やサービスの価値をしっかり伝えられます
相手の視点: 価格に自信があれば、「この価格に見合う価値がある」という説明を明確にできます。また、お客様もその価値を感じやすくなります。
5. 時間とエネルギーの節約に繋がります
相手の視点: 値段に迷わなくなれば、その分他の重要な業務に集中できます。効率が上がり、時間的にも精神的にも余裕が生まれます。
6. 顧客との関係が良くなります
相手の視点: 不公平感や不信感が生まれにくい適正価格での取引が続けば、顧客との信頼関係が深まり、リピートや口コミにつながります。
値付けの悩みが消えることで・・・
価格に対する自信を持ち顧客とのコミュニケーションがスムーズになり、事業全体がより健全かつ効率的に運営できるようになります。
相手にとって「価格を迷わない」ことは、信頼と安心をお客様に提供することにも直結する、と僕は感じます!
また消費者立場なら、
「この商品が高いのか・安いのか」の目利きが効くようになります。
<"値付けの定義"と"経営者視点での価格設定方法"を身につける理由とプロセスについて>
それでは早速、深ぼっていきましょう。
値付けの定義と経営者視点での価格設定方法を身につける理由とプロセスについて説明していきます。
値付けはビジネスの成否を左右する重要な要素です。
適切な価格設定を行うことで収益性を高め、顧客満足度を維持しつつ競争優位性を確立できます。
いわば業績を成長させていくために大事なポイントです!
特に経営者にとって、値付けは「ビジネスの方向性を示す舵」であり、
単なる数字の設定ではありません。
ではなぜ身につくのか、そしてどのように身につけられるのでしょうか?
<どうやってこれらを身につける?逆にいつとなぜ身につくのか?>
価格設定の理解が深まる理由は、結論から伝えると
「価格が顧客のニーズ、競争環境、そして企業の収益構造と密接に結びついているから」です。
どういうことでしょうか?
経営者として値付けを考える際・・・
短期的な利益追求だけでなく長期的なブランド価値や市場でのポジションを意識する必要があります。
価格設定が単なるコスト計算ではなく、戦略的な意思決定プロセスの一部として捉えられるようになります。
以下のステップを通じて、値付けスキルを体系的にインプットしましょう。
1.基本原則の理解
コストベース、競争ベース、価値ベースといった価格設定手法の基本を学び、それぞれの特徴や適用範囲を理解します。
2.市場調査とデータ分析
自社の商品やサービスが提供する価値と市場の競争状況を定量的に分析します。顧客がどのような価値を求めているかを知ることで、適正価格の設定が可能になります。
3.経営者視点の鍛錬
価格設定を単なる販売戦術ではなく、事業戦略として考える思考を養います。たとえば、「この価格が自社のブランドや将来の成長にどう影響するか?」といった視点で意思決定を行う練習を重ねます。
4.フィードバックと改善
設定した価格に対する市場の反応を検証し、データをもとに修正を行います。このプロセスを繰り返すことで、より精度の高い価格設定が可能になります。
値付けのスキルは、一朝一夕では習得できませんが、理論と実践を繰り返すことで確実に身につきます。経営者として、このスキルを磨くことは、事業全体を成功に導く重要な鍵となるでしょう。
視覚的にもう少しわかりやすく深ぼってみましょう。
経営で一番大事なことは売上の大きさではなく、利益の高さです。
例えば、売上が100億円の企業でも利益が0円では成長は見込めませんし、もしかしたらそのままの利益確保できない経営を続けていては、潰れてしまいます。
逆に、売上1億円でも利益が7000万円の会社なら、成長していくでしょう。
少なくとも利益が出ているので、(税金など対処しないといけない問題は山ほどあるかもしれませんが、)ある程度の成長は見込めそうですよね?
図で示すと下記です。
上記は富裕層に特化して住宅販売を行う会社が調査した「家を買う際に値段についてのアンケート」になります。
安く売ればたくさん買ってくれるのは当たり前のことですが、
ここで考えてもらいたいのは、実際の利益がどの程度なのか?という問題です。
ここはわかりやすい様に、1棟売るのに3000万円の経費がかかると仮定しましょう!
売上を追うのであれば、、、0.75億円/棟で販売するのが良いでしょう!
しかし、経営というのはいくら利益が残るかで、考えなくてはいけません。
1番利益が残るのは、1億円/棟で売る時でしたので、
答えは1億円/棟で売るのが正解なのです!!
<筆者の自己紹介>
(この記事を書いた人)
あおたん:趣味が旅行の経営者。海外数カ国を翻弄した経験がある。
元々は銀行員。現在33歳、家業の建設会社と前職の知識を活かしてコンサル会社を経営しています。建設会社は塗装・防水工事を中心に手掛け、年間1000件以上の施工実績があります。
将来の目標は海外進出し、5年後にグループ年商150億円を達成することです。
<値付けスキルが重要な理由(WHY)>
値付けは、ビジネスの成否を左右する重要なスキルです。適切な価格設定を行うことで、以下のようなメリットを得られます。
利益の最大化: 適正な価格で利益率を高め、事業の安定性を確保できます。
顧客満足度の向上: 価格が商品の価値と一致していれば、顧客に納得感を与えられます。
競争優位性の確立: 他社との差別化要因として価格が戦略的な武器になります。 逆に、価格設定が適切でないと、赤字や顧客離れを招くリスクがあります。値付けは単なる「数字の設定」ではなく、経営戦略そのものと言えるでしょう。
<値付けスキルの使い方(HOW)>
値付けスキルを身につけ、活用するには以下のステップが有効です:
基本的な価格設定手法を理解する
コストベース、競争ベース、価値ベースなどの手法を学び、それぞれの特徴を把握します。
市場調査を徹底する
競合他社の価格設定や顧客が求める価値をデータで分析します。
経営者視点で考える
短期的な利益ではなく、ブランド価値や市場ポジションを考慮した価格設定を目指します。
実践とフィードバックを繰り返す
設定した価格が市場でどのように受け入れられるか検証し、データに基づいて改善を行います。
<値付けスキルを使った実際(WHAT)>
例えば、スターバックスの値付け戦略が良い例です。スタバのコーヒー1杯700円が高いと感じられることもありますが、彼らは価格以上の「価値」を顧客に提供しています。以下のポイントに注目できます:
ブランド体験: スタバでは「居心地の良い空間」や「パーソナライズされたサービス」が価格に含まれています。
差別化された商品: コンビニコーヒーとの差別化を図ることで、顧客にプレミアム感を提供しています。 このように「価格以上の価値」を提供することで、顧客は価格に納得し、リピート購入につながるのです。
<まとめ>
ここまで読んで頂ければ、値付けスキルを身につけることで次のようなメリットが得られることを理解してもらえたと思います。
お客様への提案がスムーズになり、信頼を獲得できる。
交渉が楽になり、お互いに満足のいく取引が可能になる。
会社の利益が安定し、長期的な成長が見込める。
商品やサービスの価値をしっかり伝えることができる。
余計なストレスやエネルギーを削減し、本質的な業務に集中できる。
値付けは「利益を生むための数字合わせ」ではなく、「ビジネスを成長させるための戦略」です。
この記事で学んだことを実践し、商品やサービスの価格設定を見直すことで、事業全体を成功に導けるスキルを身につけましょう!