創業100周年ヒロタさん「シュークリーム」大阪えびすばし店
関西の昭和世代は「洋菓子のヒロタ」で思いだす。コロンと４個ならんだシュークリームの箱だ。
直営店・大阪えびすばし店がオープンしました。
(1930文字)
ヒロタのシュークリーム
おみやげ・さしいれに、ヒロタのシュークリーム。４個がお行儀よく横並び。細長い箱は、かさばらず持ち運びに便利でスマート。ショートケーキよりも、こぶりで食べやすい。おみやげの定番ならこれでした。
シューはフランス語でキャベツ。昭和の子どもに、フランス語は斬新だった。
洋菓子の種類もわからないお父さんも、横文字が苦手な、おばぁちゃんでも「しゅうくりぃむ」は言いやすく覚えやすかった。
また、最初から４個セットは買いやすく迷わず楽でした。
おみやげで困ったときは、シュークリーム。
カスタードと、チョコレート。
チョコレートのシュークリームは、中もチョコレートのクリームで、とても嬉しかった。
大阪えびすばし店
2023年10月に関西旗艦店・大阪えびすばし店がオープン。
「えびすばし」は大阪ミナミの戎橋筋商店街。なんば駅から道頓堀川までのあいだにあります。
ピンク色の内装・メルヘンチックなチェック柄。かわいい手書き風ロゴ。
新店と思ったかたも多いかも。
大阪えびすばし店は、いまどきのフォト・スポットもありグッズも多数販売しています。
知るひとぞ知る、ヒロタさんは2024年に創業100年をむかえる洋菓子の老舗なのです。
大阪えびすばし店
大阪市中央区道頓堀1-9-3
ナルミヤビル1F
10:00~21:00
もより駅は……
●Osaka Metro(大阪メトロ)
●南海電車・近鉄電車・阪神なんば線・JR関西線
各線・なんば駅…徒歩約５分
創業100年の歴史
お店の壁に写真が貼ってあります。
ごいっしょに、ヒロタさんの歴史をふりかえってみましょう。
株式会社 洋菓子のヒロタさんの公式サイト「ヒロタの歴史」を引用・関西のみ抜粋いたしました。
大阪市上福島の自宅を改装し
洋菓子の製造販売を始める
1935年・大阪市戎橋筋に
シュークリームの実演販売ショップをオープン
1945年・物資統制と戦況悪化のため、やむなく休業に至る
1947年・マッカーサーに誕生日ケーキを贈り、感謝状を授与される(日本人として初)
工場兼店舗を設け、洋菓子の製造販売を兼ねた戦後の【洋菓子のヒロタ】の礎となる元町店をオープン
1951大阪市中央区難波に戎橋店をオープン。当時話題だったソフトクリームの販売も行う
製造販売を開始する
1977年・移動販売車でシュークリームとシューアイスの販売を行う
(画像)
フレッシュパックシュークリーム
(現在のオリジナルシュークリーム)を
関西地区で販売する
1980年・シュークリームの自動販売機(画像左)
製品について、詳しくはこちらをごらんください。
◆洋菓子のヒロタオンラインショップ◆
旗艦店オリジナルシュークリーム
お店は、昭和時代のかつての少女たち、親子連れ、レトロファンで賑わっています。
写真撮影はできますが、テイクアウトのみ。イートイン(店内飲食)はできません。ご注意ください。
生洋菓子、じっくり見ましたが、やっぱりシュークリームを購入。チョコレートでコーティングされたミニサイズのシュークリームです。
中のクリームはカスタード
シュークリーム何個分？
大阪みやげとしても、ぜひどうぞ。
３年前に何軒かあった直営店が閉店していまい、すっかり忘れた頃にカムバック！
むかしは「HIROTA」表記でしたが、カタカナになり親しみやすくなりました。タータンチェックの70年代風のパッケージデザイン、古くて新しい。ゆっくり店内をごらんくださいね。
子どもの頃を思いだし、うるうるしながらシュークリームを見てました。
いまは、いろんなスイーツがある時代。
はやりのスイーツを、ひとまわり。
そして
むかしのお菓子にもどってゆく、
わたしがいます。
「自由テーマ」の日
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。
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