『ブギウギ』セット公開・大阪放送局へ行きました(1)ヒロインの名は
NHK連続テレビ小説 (朝ドラ)『ブギウギ』。ブギの女王・笠置シヅ子さんがモデルのおはなし。毎朝、ズキズキ・ワクワクの展開。そしてNHK大阪放送局でドラマのセットが公開中。3月17日(日)まで。
(1309文字)
ブギウギ・NHK大阪放送局
現在放送中の「ブギウギ」。はなやかなステージ・歌・ダンスなど、出演者のパフォーマンス能力の高さと迫力。朝ドラ・新規ファンの開拓に成功した作品だと評判です。
制作のNHK大阪放送局では『ブギウギ』で使用のスタジオセット・衣装・小道具などを公開中。
場所は、NHK大阪放送局と大阪歴史博物館をつなぐ球体の部分・アトリウムです。
もより駅は……
●大阪メトロ(谷町線・中央線)
谷町四丁目駅…徒歩約3分
笠置(かさぎ)シヅ子さん
モデルのブギの女王・笠置シヅ子さんは1915年(大正4) 香川県の生まれ。
大阪で銭湯を営む義父母。養女ながら実の娘のように愛情いっぱい受けてのくらし。劇中では、銭湯「はな湯」で歌をうたい近所のひとたちを喜ばせます。家族との名シーンもたくさんありました。
尋常小学校卒業後は、楽劇団に入り猛練習。舞台の経験をつみ、そして上京。恩師との出会い、戦争の時代の恋愛など、波乱万丈、ズキズキ・ワクワクの人生でした。
静子という名前
モデル・笠置シヅ子さんの本名は「亀井静子」。静子は大正時代に大流行した名前です。
特に大正初期。明治時代の陸軍・乃木希典大将の奥さまが「静子」さんでした。おそれおおくも婦女子のほまれとして、女児誕生には、さかんに命名されたと思われます。
わたしの名前も靜子。
名づけたのは大正2年生まれの祖母です。笠置シヅ子さんと同年代。きっと祖母は女中奉公をしながら、リアル笠置シヅ子さんの歌やおどりのうわさを聞いていたのです。
(テレビはまだありません)
わたしも『ブギウギ』放送は、なにかのご縁があると思い、毎朝楽しみに観ています。
祖母をおもいだしながら。
区役所で「靜子」から「静子」に字体を変えれますよと教えられましたが、そのままに。
祖母の生きた時代を。
戦後は、ブギの女王となった笠置シヅ子さん。祖母は、とても憧れていたのでしょう。シングルマザーとしての日々は祖母も同じでした。女手ひとつで子どもを育てることは、むかしもいまも想像を絶する過酷さです。
芸能人でも庶民でも。
つづきを おたのしみに
セットはまだまだありますよ。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。