大阪・ダイヤさん(今里本店・喫茶店)
「ダイヤのパン」? さあ……。
あら、大阪のみなさまも、ご存じない。大阪のショッピングセンターによくある「クックハウス」です。
そうです、庶民派パンのお店です。
(1422文字)
ダイヤ今里本店さん
大阪の地下街やショッピングセンターにあるパンのお店「クックハウス(cook house)」
本店は生野区にあります。この今里本店は喫茶店になっています。
もより駅は……
●近鉄電車・今里駅…徒歩約6分
百貨店には「ダイヤ製パン」として、フルーツサンドを販売しています。
創業は1946年、戦後すぐから、今里でパンの製造・販売をおこなっています。ダイヤさんは、小学校の給食のパンも焼いてくれていたのです。
今里新地の喫茶店
大正時代まで田畑がひろがる大阪の郊外であった今里。
近鉄電車の開発で今里新地がつくられ、戦前は栄えましたが戦禍で焼失。
さあて、復興の槌音のはじまり。朝はダイヤでモーニング。夕方は三味線の音で華やかに……。
1970年・大阪万博のころ。「ダイヤ行こ。コーヒー飲も。」今里のひとは、親しみをこめて「ダイヤ」と呼んでいました。
ダイヤさんは今里新地の大きな喫茶店。広いフロア。トイレの前には、ガラスの水槽にながれる噴水。みどりの蔓草もうるわしく、白亜のギリシャ女神像が立っていました。
洋風の文化。パンとコーヒー。クリームソーダやフルーツポンチ。うっとりする喫茶店のダイヤさん。まさに宝石でした。
クックハウス・新しい形態
昭和の終わり。ショッピングセンターや地下街にちょこっと座って食べれるパン屋さんができました。
「クックハウス」今里のひとは「ダイヤ」とすぐわかりました。まいにち食べてたパンですから。
気どらない庶民の味。むかしも、いまも変わらない。
ご当地あんぱん
ご当地・焼き印の、まるいパン。中身は、あんこ・生クリーム。どこでもおなじ。わかっちゃいるけど、ついつい。
絶品・今里本店のナポリタン
鉄板のスパゲッティ・ナポリタン。じゅうう~、耳も満足。太めの麺にケチャップたっぷり!
軽食はカレーライス・エビフライ・ピラフもあります。ダイヤ今里本店は喫茶店、軽食が充実しています。
ダイヤさん今里本店は改装されたので、むかしあった水槽や女神、フルーツ盛りだくさんデザートは、なくなってしまったけれど。
パンがあるから大丈夫。明日も元気!
番外・ほかにもご当地パン。
ダイヤさん・クックハウスさんではなかったのですが、おなじ系列店かもしれませんね。
クックハウスさんで「梅田」「あべの」のあんぱんも食べましたが撮るのを忘れてました。
まいにち食べれる大阪のパン。
下町にパンのよい香り。
いつも、ありがとうございます。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。
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