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強者はただ上をみる
力こそが全ての源。弱者はただ、その真実を理解できないだけだ。
弱者は力を嫌う。
それは、自らが敗者であることを知り、力という刃によって常に切り捨てられてきたからだ。
発言者はその痛みと絶望を深く理解している。
その上で、力がいかに重要であるかを重視し、力を嫌う弱者を見下す。
彼の目には、力を持たぬ者はただの影に過ぎない。
発言者は大いなる権力を握り、その力を駆使して弱者を排除する仕組みを助長する。
争いの炎は彼の手で燃え上がり、勝ち負けの明確な世界が広がる。
共感や助け合いなど、柔らかな感情は無用の長物。
冷酷な現実がここにあり、弱者はただそれを知り、弱者はただそれを認めない。
しかし、人はここまで最初から残酷になれるものだろうか。
発言者もかつては優しい魂を持っていたのかもしれない。
心優しい人助けを試みたが、裏切られた。
そして、自らが弱者となり、大切な人を守ることもできなかった自分に嫌悪を抱いた。
その嫌悪は弱者全体に向けら、弱者を無きものとみなす。
かつて彼は、希望という名の花を手に持ち、愛を撒き散らしていた。
しかし、その花が踏みにじられ、希望の光が消え去った時、彼の心には鋼鉄の意志が宿った。
汚れた強者としての道は茨の道であり、その足跡は血に染まっている。
それでも彼は歩み続ける。
力という名の鎧を纏い、冷酷な現実に立ち向かう。
発言者の目には、力を持たぬ者はただの幻影に過ぎない。
そんなものはいない。
いてはならない。
力こそが全ての源。弱者はただ、その真実を理解できないだけだ。俺は、綺麗な弱者であるより、汚れた強者であるほうがいい。
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