１２８．「今を生きる！」とはどういうことなのか？

こんにちは！
１００年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀（しとみ）晋輔です。

あなたの悩みは実在していますか？

実在しているというのは「今ここにある！」ということですよ。

悪いことが起きたらどうしよう？
ああなったらいいな！
・・・・・は実在していません。

不安や期待という感情はありますが・・・・・
不安に思っていることや、期待しているものは存在していないんですよ。

時として私たちは「実在すること」と「考えていること」との区別がつかなくなることがあります。

感情に飲み込まれている時、私たちは今ここにいないんです。
今ここにいないと、過去の後悔に囚われたり未来への不安に悩まされるんですよ。

ある人の例をお話ししますね。

その人は自分の中にある不快な感情を人に表現することに抵抗を感じていたんです。
「嫌だ！」「それは嫌い！」と思っていることを口に出すのに抵抗があったんですね。
そのため言いたいことがあっても「自分さえ我慢すれば・・・・・」という「我慢教」の教えに従っていたんです。

モヤモヤとした気持ちが続くので、命の声に耳を傾けてみることにしたんです。
「不快な感情を周りに表現したらどうなると感じているのか？」
「何に抵抗しているんだろうか？」
しばらく内観してみると・・・・・

「不快な感情を出せば周りの人との関係性やつながりが壊れてしまう！」
「周りの人に嫌われてしまう！」
と感じている自分に気づいたんです。

その原因は幼い頃の体験だったんですよ。

小学生低学年の頃に自分が不快な気持ちを表現することで仲間外れにされイジメを受けたことがあるんです。

また、家庭内でも自分の気持ちを言ったことで、両親がケンカになったこともあったんです。
自分のせいで両親がケンカになってしまった・・・・・
そんな罪悪感を抱いていたんですね。

それが「人生のシナリオ」になっていたことが分かったんです。
そのシナリオを描き換えずにいるということは・・・・・
過去の体験の延長線上で生きてしまうことになるんですね。

過去の体験の延長線上を生きるということは・・・・・
「今」ではなく「過去」を生きることになるんですよ。

その「人生のシナリオ」を描き換えるためには・・・・・
過去の体験に縛られることなく「今ここに何があるのか？」を観て（観察）、心と体で感じていることの奥にあるもの・・・・・
自分自身の願いや望み・・・・・すなわち命からのメッセージを感じ取る必要があるんです。

その命のメッセージを感じ取れることで「今」を生きることができる様になるんですよ。

あなたは過去や未来に生きてはいませんか？
（時々過去を思い出したり、未来を想像してワクワクするのは良いんですよ！）

今、この瞬間を生きていますか？

今日もステキな一日を！

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
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