１７２．「私の人生の捉え直し」とは？⑤

こんにちは！
１００年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀（しとみ）晋輔です。

前回からの続きになります。
「蔀劇場」の最終幕です！
 
影で私の足を引っ張る様な作り話をする人間も出てきた。
 
２０代前半に結婚をして娘二人を授かっていたが・・・・・
そんな「引き下げの心理」の持った者たちの言動も影響して、３０歳になった頃に仕事も家庭も失うことになってしまったのだ。
 
あるものに目が行かず、ないものばかりを見て生きてきた人生の結末だった。
すべてを失って、探していた「何か」をすべて持っていたことに気づいたのだ。
 
その後に再就職をして、結果的に起業をして現在に至る。
再婚もして、前回の家庭と同じ様に娘二人を授かっている。
 
前妻との娘と会うことはできないが、思い出さない日はない。
 
今の私なら、あの時に離婚をすることなく家庭を守れていると思う。
けれど、離婚をしていなければ今の妻と娘たちは存在しない。
だから、ここまで来たからこのままでいいとも思ってもいる。
 
分かれた二人の娘は私のことを恨んでいるらしい。
 
その恨み・・・・・「父親が嫌い！」という気持ちがエネルギーになるのなら、私を悪者にして母親と仲良くしてくれたらいいと思っていた。
 
しかし、心を学んでからは感じ方が変わった。
 
「父親が嫌い！」という気持ちすらも忘れてほしいと思う様になった。
心の中に私を住まわせることなく、自分の人生を生きてほしいと思う様になったのだ。
 
「父のせいで！こんなになってしまった！」と私のせいにして生きるのではなく、「あんな父親だったからこそ！私はこうなれた！」と私を反面教師にして、幸せな家族を築いてほしいと心から思う。
 
私自身も同じだと感じている。
 
私を否定して価値観を押し付けてくる母親がいたから、人を否定せずに受け容れられる自分になれた。
 
私を引き下げようと足を引っ張った人間がいて、仕事も家庭も失くしてしまったが、彼がいなければ今の仕事や家族と出会えることはなかった。
 
すべての不快なことが「あって良かったこと」として、捉え直される様になってきた。
 
心を学ぶ前の私の心の中は、ジグソーパズルのピースが大雑把に並べられている感じだったが・・・・・
今は、そのピースが隙間なくピッタリとはめ込まれた様な感覚になっている。
それが心を学んでからの、最も大きな心の変化であると思う。
 
そして、私の人生は「ＴＨＥ　ＢＥＳＴ」ではなかったと感じている。
誇れるものは少なく、恥ずかしいことが多い人生ではある。
 
でも、未熟な自分が精一杯に生きてきたんだとも思う。
これからも「ＭＹ　ＢＥＳＴ」で自分なりに、自分らしく生きていくことにしている。
 
（完）
 
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
 
私の半生を自己開示してみました。
生き辛さ満開の愚かな人生だったと、穴があれば入りたい気持ちでいっぱいなんですよ。
 
でも、そのおかげでＲＥ：ＬＩＦＥワークショップができて、一緒に心を学び合える仲間ができたんだと思います。
 
すべては良かったんです。
あなたともそんな人生の捉え方を共有したいと思っているんです。
 
いつかお会いしましょうね。
 
では、今日もステキな一日を！

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