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夏の思い出。Visbyへ

待ちに待った娘と私の2人旅から帰ってきた。、
大変さはありつつも気兼ねなく楽しむことができて、いい旅だった。

娘はもうすぐ4歳。そのお誕生日のお祝いも兼ねて旅行に行こうと思い立ったのは4月のこと。
夏は夫は仕事のため、遠出はできない。長い夏休みにどこも行かずに過ごすのは娘にも、私にとっても耐え難く、2人だけで旅してみるか!と思い切ったのだった。

今まで娘と2人だけで長旅をしたことはない。
それにこちらに来てから3年経つとはいえ、何もない田舎で過ごしてきたため、経験値が少ない。レストランの食事ってチップいるんだっけ?ということも改めて調べ直したくらい。
そんな感じなので、この旅はなかなかのチャレンジになるぞ、と思っていた。そしてこんなワクワクするチャレンジ、久々だぞ、とも思った。

そんなこんなでウキウキしながらサンダルを購入したりして、少しずつ準備を進めた。
その時の日記。

とうとう出発の日。
荷物は少なめに、と思っていたのにやはりなかなかの量になってしまった。迷った末、ベビーカーも持って行くことにしたが、やはり?帰りはもっと荷物が重くなったので結果的にこれは当たりだった。

Visbyはスウェーデンの南東にある、リゾート地として人気の島で、ジブリの魔女の宅急便に出てくる街のモデルになったことから日本人にも人気の場所だそう。
中心部は世界遺産になっており、歴史的な建造物や街並みは本当に美しい。機会があれば、ぜひ訪ねてみてほしい。天気が良く、花が咲き乱れ、活気がある7月がおすすめ。

昔ながらの家々と石畳。この時期には綺麗な薔薇もあちこちに。
遺跡の中に入って走り回る娘。
街は観光客でいっぱい。どこのレストランもテラス席が人気。

一週間の旅行のうち、始めの4日間は中心部から少し離れたKneippbynというテーマパークもあるリゾート施設で過ごし、残りは中心部に戻りのんびり観光や買い物をして過ごした。
前半プールやら遊園地やらで飛ばしたせいか、後半は少し風邪気味になってしまった娘。
それでも最後まで楽しんで、行く先々で全力で遊んでいた。帰る日も名残惜しそうに、また来たいね。と言ってくれて、感無量。

この年齢のころの記憶は私はほとんどないので、きっと娘もいつか忘れてしまうだろう。
それでも来て良かったと思えるのは、夏は楽しい、ウキウキすることがたくさんある、というイメージが私自身の中にあり、それは他ならぬ私の記憶から作られているものだからだ。

子供の頃の記憶は曖昧でも、楽しかったというイメージはずっと残る。
娘の記憶の中にも、そういうふうに残ってほしいなぁ。

私はレストランでの振る舞いもマスター?し、レベルアップした気分になれた。
私にとっても、最高の夏の思い出になった。

  

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