しそおむすび

北欧のスウェーデンの田舎に暮らす一人娘を持つ母です。日々の暮らしや子育てのこと、感じたことなどを綴っていきます。

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最近の記事

具はシンプルに限る。(しかしそうもいかない)

私はご飯が本当にもうこの上なく大好きなのだが、その次に好きな炭水化物はラーメンである。若い頃は美味しいラーメンを求めて食べ歩きするのが好きだった。 しかしながら今の居住地では美味しいラーメン屋どころかラーメン屋なるものが存在さえしない。なのでラーメンは家で作るインスタントのみである。それでも今のインスタントラーメンは様々な種類があり、麺もぷりっとしてスープも美味しいものが多いのでありがたい。(日本メーカーのもの) 市販のラーメンが無くなったときは、麺は何となくそれらしいも

    • 北欧で中東料理を学ぶ。

      日本の友だちにスウェーデン料理ってどんなのだっけ?と聞かれると、とりあえずIKEAにあるようなものだよ、と答える。 おそらく一番知られているのはミートボールとマッシュポテトにコケモモのジャムをかけたもの、であろうか。 そして家庭料理として定番なのはマカロニをミルクで茹でたもの(もしくはお湯)にfalukorv(ファルコルブ)と呼ばれる太いソーセージをソテーしたものを添えて、好きなだけ?ケチャップをかけるというもの。このソーセージはスウェーデンでは定番の食べ物で、ボロニアソーセ

      • 真っ白な世界を見て思うこと

        多くの方がご存知かと思うが、北欧スウェーデンの冬はとても寒い。先日は北部で記録的な寒さ(−40℃越え)を記録したほどで、南部に住む私も今年の冬は結構寒い日が多いなぁと感じている。そのおかげか、−2、3℃くらいではそんなに寒くないかな、と感じるようになってきた。 そして寒波と共にやってくるのは、もちろん雪である。日本のような湿度がないため、ほとんどの雪はパウダースノーで降りたての雪では雪だるまは作れない。しかしウインタースポーツをするにはもってこいの雪、なんだろうなぁ〜、と娘

        • 日常の思い出が大切だと気づくとき

          スウェーデンのお正月は、全くもって寂しい。 お正月というか、大晦日の方が重要?で、パーティーをして、花火を打ち上げて盛り上がるものらしい。 二日酔いで疲れている元旦は、ピザを買って食べる(二日酔いなのにピザ食べられるの?)というのがどうやらあるあるのようだ。 我が家はパーティーはしないが、お正月も頑張らない。前は少し頑張って色々作ろうとしたこともあったが、いかんせん材料が全然揃わないし、作ったところで食べる人はほぼ私なのでもういいや、となった。 今年は餅を買っておいたので、

          一年経つのが光の速さで怖い

          先月から色々と落ち着かない日々が続いて、日記を書くのもいつの間にか忘れてしまった。 この間に私は課題や試験に追われつつ、スウェーデン北部に住む親戚を訪ねて都会を楽しみ、各方面へのクリスマスプレゼントをどうするか悩みながらポチりまくり、具合を悪くした上に寝違えて腕が上がらなくなったり、クラスメイトとパーティーしたり、クリスマス直前まで届かない商品にヤキモキしたり、義実家の人々と過ごすクリスマスに気疲れしたりしながら、気付けば今年はあと二日となった。 日記に書こうと思ったらそ

          一年経つのが光の速さで怖い

          勉強って難しい(でもやりがいもある)

          少なくとも一週間に一回はnoteを書こうと思っていたのに、随分と間が空いてしまった。頭の片隅にはいつも書こうという気持ちがあったものの、つい後回しになってしまった。コツコツ出来ない自分に腹が立つやら呆れるやら。とほほ。 そんなことになったのは、課題に追われて気持ちが落ち着かない日々が続いていたためだ。 私は今英語とスウェーデン語を勉強しているのだが、スウェーデン語は学校に教師が不在のため、完全リモートで行っている。それがなかなかきつい。 コロナ禍の時もリモートで勉強はして

          勉強って難しい(でもやりがいもある)

          インスタント家庭菜園

          日本の食卓に欠かせない、もやし。 お財布に優しく、かさ増しにもってこい。どんな味にも馴染み、カロリーも気にせず食べられる。 それになんといっても、シャキシャキ感がとても良い。 ベストオブ脇役野菜の称号を与えたいくらいだ。 そんなもやしくんだが、スウェーデンでは全くお財布に優しくない。180gで200円越えはする。ただでさえ近年食費が上がっているのでこれは地味に痛い。もやしを好んで食べるのは家族で私のみということもあり、最近は頻繁に買わないようにしていた。 こちらのもやしは

          インスタント家庭菜園

          Adolescentな声にふるえる

          先週の学校の帰り、バス停でクラスメイトと共にバスを待っていると、ゆっくりとした足取りでカートを押しながらやってくる年配の女性がいた。 バス停には段差があり、とてもじゃないが1人では乗り越えるのは難しい様子だった。とっさに私たちは彼女に声を掛け、カートを持ち上げてベンチへと誘導した。 優しいわねぇ、と言いながらお婆さんの話がスタート。どうやら彼女はおしゃべり好きのようだ。しかし私の未熟な耳では彼女のかすれ声がうまく聞き取れず、クラスメイトに助けを求めながらなんとか会話を繋いだ。

          Adolescentな声にふるえる

          マックでさえ日本がいい

          先週の土曜日、初めて子連れマックをした。 スウェーデンにもマックはあるが、MAXというスウェーデンのチェーンの方が人気がある。彼らの広告でも、「スウェーデンで一番美味しいハンバーガー」と謳っているくらいである。ほんまかいな、と思ったが、実際毎年アンケートを取っているようだ。順位としてはMAX、バーガーキング、マクドナルドの順番らしい。確かにMAXのポテトはカリッとしていて美味しい。ハンバーガーはそこまで大差ない気もするが、多少豪華かな?くらい。(個人の感想です) さて、脱線

          マックでさえ日本がいい

          おしゃれ魂は死なない

          私はファッションが好きだった。 中学生の時にはnon-noを購読し、服をリメイクしたり、簡単なスカートを作ってみたり、原宿や下北に繰り出して古着を漁るのが大好きだった。 高校を卒業してからはファッションの専門学校に行った。 しかしそこで、私はファッション業界でやっていける自信は無くなった。物を作るのは好きだけれども、ファッションでなくてもいいや、と思ってしまったのだ。 結局ファッションとは関係のない仕事につき、それでもやっぱり着飾ることは好きで、お気に入りの服やアクセサリ

          おしゃれ魂は死なない

          ライムは青春のかおり

          日本にいた時はライムを好んで買ったことはなかったし、スーパーにも目立つところになかったような気がする。でもスウェーデンのスーパーでは果物の棚の目立つところにいつも置いてあって、つい意識してしまう。 レモンは買うけど、ライムはなかなか、、と思っていたが、ポン酢でも作ろうかな、とふと思いついて買ってみた。 と思いながらも、そもそもポン酢何に使おう?と考えているうちにもう二週間経った。 うーん。いい加減使わないとなぁ。 そうだ、この前たくさん作って冷凍しておいた水餃子のタレをポ

          ライムは青春のかおり

          最高の眠りのつき方

          私は娘を寝かせるとき、本を三冊読む。 いつ頃からこの習慣ができたのかよく覚えていないが、三冊読むようになってからもう一年以上だろうか。始めは一冊だったのに、もう一冊、もう一冊、となり、キリがないので三冊まで、ということにして今ではすっかり定着した。 近頃はおしゃべりが盛んなお年ごろになり、本を読んでいても合いの手が止まらなかったり、全く脈絡のない話をし出すこともある。 早く寝て欲しい私としては、話を盛り上げ過ぎず、かといって冷たくあしらわない程度の対応をするのがなかなか大変

          最高の眠りのつき方

          私に足りなかったのは、粘り。

          新学期が始まり、毎日をバタバタと過ごしている。 スウェーデン語だけでなく英語も学び直すことにしたので、頭の中が早くも少し混乱しているけど、英語は結構楽しい。英語が好きだった高校生の頃を思い出し、気持ちが少し若返ったかも?などと思ったり。 私の授業は午前中で終わってしまうが、田舎のバスはなかなか来ない。バスを待つ間暇を持て余すのもなんだかなぁと思っていると、ふと駅近くのアラブ系食品店のことを思い出した。 一度入ってみたいなと思いつつ、その一種独特の雰囲気に尻込みして今まで入

          私に足りなかったのは、粘り。

          娘、ハエバスターになる。

          夏が始まる頃、ハエとの戦いが始まると以前noteに書いたが、その戦いは最近にわかに増えている。 7月は予想に反して涼しかったためにハエの発生は少なかったのだけど、この一週間は夏らしさが戻り、日中は暑いと感じられるくらいになっていた。 そのため窓はいつも開けることになり、気づけば部屋の中でブンブン音がする。 自分のいないところでブンブンしてくれればいいのに、奴らはわざわざ私や娘のそばをまとわりつくように飛び回る。ハエなんてそんなもの、と言えばそうなのかもしれないが、なんとも

          娘、ハエバスターになる。

          素敵なきのこ時間

          一昨日の晩、近くに住む義母が両手にたくさんのきのこが入った袋をぶら下げて訪ねてきた。 私がきのこが好きだろうということで、森で採ってきてくれたのだ。なんと嬉しい! 今年はきのこの当たり年だそうで、きのこ狩りがちょっとしたブームになりつつあるようだ。 義母が持ってきてくれたのはスウェーデンで定番かつ人気のkantarellというもので、日本名ではアンズダケというそうな。香りがよく、食感は舞茸のようでとても美味しい。スーパーで買うと高いので、見つけてもなかなか買うのに勇気がいる

          素敵なきのこ時間

          挑戦するなら今でしょ!今なのか。うん多分そう。

          娘が補助輪付きの自転車で練習を始めた。 補助輪が付いているからすんなりと漕げるかな?と甘く考えていたが、ペダルが重たいようで少し押してやらないと全然前に進まない。その上ほんの少しの坂や砂利道でも怖がって降りようとするので、これはなかなか長期戦かなぁと覚悟している。 さも当たり前のように娘に自転車の漕ぎ方を指導する私だが、実は私も恐らく自転車に乗れない。 恐らく、と言うのは私が最後に自転車に乗ったのはいつか覚えていないからだ。その上、記補助輪なしで自転車に乗った記憶がなく、

          挑戦するなら今でしょ!今なのか。うん多分そう。