「ぼくは12歳」を読む、聴く。
note....久しぶりに書く、忘れていた訳ではないけれど、誰が読んでくれているのかな、時々♡がついていて、ありがとうございます!
音楽環境がなんとか整い、レコードをよく買っている。手伝ってもらった近所のレコード屋さんに、音が変わってくるよ、聴くたびに、と言われていたけれど、じぶんの耳も変わっていっているような気がする。
2021年、テーマは没蹤跡(もっしょうせき)
死の中の生/生の中の死、いのちのまわりでぐるぐるまわる、その運動、あるいは、そのデザインとして描かれる空間。
「ぼくだけはぜったいに死なない、なぜならぼくはじぶんじしんだから」
初版本がやってきて、なかなか読めず、おいておいて、やっと読み終わったら、レコードがやってきた。天の少年に重なっていくような、うたを聴く。
高史明・岡百合子編、岡真史著『ぼくは12歳』(筑摩書房、1975)
高橋悠治ソング・ブック『ぼくは12歳』(日本コロムビア 1976)
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Finally in my hand. The LP is dedicated to a 12 year old poet boy who committed suicide in 1975. Original poems by himself Masafumi Oka, composed by Yuji Takahashi, sung by Chinatsu Nakayama, also with great musicians like Masahiko Sato and Sabu Toyozumi.