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エンゲージメントを高める授業をしたい

日々模索しながら授業に臨んでいるのですが、今回なんとなくそのことを共有してみようと記事にしてみました。

先日お世話になっている先生に問題提起していただいたのが、
「英語講師として、どんな授業を目標にしているのか?」
ということです。

実はその時、すぐには答えられませんでした。
色々なことを学び実践する中で、「良い授業」の基準が私の中に複数ある気がしていて、言語化するのが難しかったのです。

でも、これを言語化することは大切なことだと思いました。
その後しばらく考えて、私の授業の中で共通するいくつかの「柱」がだんだん見えてきた気がします。

その一つが、「学習者のエンゲージメントを高める」ということです。

英語力を伸ばすためには、教室や講座の中の活動だけではどうしても足りない。
このことは、「学習には大量のインプットが必要」とする第二言語習得研究の考えからも支持されています。

そのように考えると、英語学習に興味関心を持ち続けてもらい、自律的に学ぶマインドセットを備える学習者の姿は、授業を通じて達成されうる理想形の一つではないかなと思っています。

また、せっかく一緒に学ぶ機会をいただけるなら、その場を共有する皆にとって意義のある時間にしたい。そして、そのような学習者の姿を目にしたいと思っています。

では、学習者のエンゲージメントを高めるためにどうするのか?

色々なことを考えながら仕事をしていますが、近年の自分(の中)のトレンドは、双方向・多方向型の講座を展開することです。

ただ双方向・多方向型であればOKという単純な話ではなく、様々な要素を考える必要があると思っています。
思いつくままに挙げると、授業内容や目標、教材、難易度、発問法、活動内容や目標、有機性、class dynamicsやindividualityなど。

学習者のエンゲージメントは非常に大きなテーマだと思っていて、どのように取り組んでいくかには様々な方法や視点があると思います。

同僚や元同僚の皆さんには色々とヒントをいただいていて、ありがたい限りです。
これからも、良い講座を届けられるように工夫していきます。

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