1巻お届けチャレンジ(100冊までの道)前編
私を漫画家にしてくれた編集さんは良い方でした。数か月の間に何十回とやり取りを重ね、私が連載デビューする為に時間と労力を惜しまず注いでくれました。連載が始まる前に部署を移動された後ですら、お力を尽くしてくれたのです。それだけのサポートをいただいたにも関わらず、私の作品は読者様の目に留まりませんでした。編集さんが信じて送り出してくれた作品を私の力不足で誰にも読んで貰えなかった事実が心苦しかったのです。
そんな時、ある漫画家さんが自作のアニメPVを制作して宣伝されたという記事を思