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反り腰で腰が痛い人へ。

前回の記事で、「腰痛の人これやってませんか?」と書きました。↓こちら。

コブラのポーズ

前回の記事はこちら↓

骨盤が前に傾き腰が必要以上に反っている。そう、反り腰なのに腰痛を改善しようと、このストレッチをやっている方(それは昔の私)。腰が更に反ってしまうので辞めましょう!まずは辞めたら腰痛が良くなりますよ。

自分が反り腰なのかよくわからない?
そんな方はこの方法で調べてみてください。

まず壁に背を向けて立ちましょう(下の図)


図より若干(3センチくらい)かかとを壁から離して立ち、腰の隙間に片手を入れてみて。

  • 手のひらが1枚入るかな程度は大丈夫

  • 手の平が入ってまだ余裕ありは、反り腰気味

  • グーにしても入ってしまう方は完全に反り腰

  • 手の平が入らない方は骨盤後傾

やってみてください。どうでしたか?もしも反り腰だった方、普段の運動で体を後ろに反らすのはお休みしましょう。

骨盤後傾だった方は上のストレッチはおすすめです。

健康のために運動するならまずは自分の今の体を知る。これ、とっても大事。その気付きから全てが始まります。

でも、もしも自分の体が歪んでいる事に気付いた時。「あ〜もうダメ!こんなに歪んでちゃダメ!」と、ダメ出ししないで大丈夫。どうかご自分の体に◯☓をつけないであげてください。

体は知っています。生まれた頃の完璧な状態を。気付けば体は元に戻っていけます。ただ、日々の生活の中で腰が反り過ぎてしまっただけなんです。

腰は常に頑張ってくれていた。という事をどうか忘れないでください。

そして、腰とともに頑張ってくれていた筋肉があります。どこかというと前ももです。反り腰の方は前ももが常にスイッチオン!歩く時も立ってる時も、必要以上に前ももが頑張っています。いつも頑張ってるから、前ももに筋肉がつきやすい。太く、強く、そして短くなっていく筋肉。だから骨盤が前ももに引っ張られて余計に腰が反っていく。

反り腰の方は前ももを鍛えるトレーニングも辞めましょう。例えば下図のような足踏みや、体を真下に落とすスクワットも前ももを更に強く短くしてしまいます。


反り腰NGエクササイズ


じゃどうしたら?いつも頑張ってくれている前ももをやさしく手でさすってください。いつもありがとうって。少しほぐれてきたらやさしくストレッチもしてあげましょう。


ポイントはやさしく。頑張って伸ばしすぎると筋肉は縮こまろうとしてしまいます。無理やり「もっと伸びなさい!!」と言わんばかりに力を入れ過ぎないでくださいね。前ももがほぐれると、骨盤をニュートラルな位置に持っていきやすくなりますよ。

骨盤がニュートラルな位置に戻ると、自然と下腹部や、骨盤底にも力が入りやすくなります。

ただいくら前ももをほぐしたところで、普段の生活では常に前ももスイッチオン!これでは、一向に前ももは頑張る事を辞められません。大切な事は普段の生活でも体に意識を向ける事。

ヨガで言えば私達の体は「乗り物」心(魂)を乗せた乗り物です。この「大切な乗り物」が壊れないように、もっと楽に省エネに動かしていくためにはどうしたらいい?次の記事で書きたいと思います

読んでいただきありがとうございました。






























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