![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158206224/rectangle_large_type_2_df2b8bfaf0da3b5e6289ac2900c90cd6.jpeg?width=1200)
【首の痛み】頭はどっちに倒れやすい?
電車や新幹線、飛行機では、長時間の移動中に睡魔に襲われ、「寝て起きたら首が痛くて…。」なんてことも多々あるものです。
出張で来ているのに仕事に集中できなかったり、せっかくの旅先でリラックスできなかったり、と首の痛みが出るとその後の日常生活に支障が出てしまいます。
では、移動中の首の痛みを発生させないためにはどうしたら良いでしょうか?
頭はどの方向に倒れていますか??
まずは自分の癖を知りましょう^^
車内で寝て起きた時に、頭がどの方向に倒れているか確認しましょう。
前?
横?
後ろ?
右?
左?
先日いらした患者さんは「右斜め前」に倒れている癖があり、首の左後部を痛めていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1729086953-GNs8zhLtxjpDOHi4uA3E5v1V.jpg?width=1200)
重心線から外れている頭は、筋肉や靭帯などの軟部組織の働きによって支えられています。新幹線や飛行機移動で頭を長時間支えていると、軟部組織の許容を越え、痛みが生じます。
上記の方は頭が右斜め前に倒れることで、主に首の左後部の軟部組織に負荷がかかり続けていたようです。
癖は把握できましたか?
癖が把握できたら、その方向に頭が倒れないように持ち運び可能なネックピローを使いましょう。
「右斜め前」に倒れやすいのであれば、ネックピローで右側からささえて、頭を重心線近くでキープできるといいでしょう。
実は筋肉の癖でもあります
上記の患者さんは、右の肩甲上腕関節の外旋、肩甲骨の下制、外転の可動域が低下しており、肩の後部、首の右側の筋肉が硬くなって、伸びづらくなっていました。
このように動きづらい、伸びづらい筋肉があることで、座って寝ていると頭は倒れてきてしまいます。治療やストレッチ、トレーニングをすることで柔らかくして、癖の出づらいカラダを作ることができます。
ご自身の長距離移動はいかがでしょうか?
移動中の使い方やカラダの状態を見直して、長距離移動後にスムーズに過ごせるカラダになりましょう^^
関連ブログ
ジャケットを着る時の痛みに対するペットボトルトレーニング