【短歌】花風送り
春立ちて 風にたゆたう 花小雪
咲き匂いしは 贈りひとなり
少し冷たい風がホトトギスの声をはこび、穏やかな春の到来を知らせます。
季節の心地よさにすっかり酔いしれて野川まで足を延ばしますと、河川敷は桜で咲き溢れていました。
春爛漫に風に虫、人も喜び、花に酒にと酔いしれます。
見事な白い桜はまるで雪舞う銀世界のようでございました。
微睡みに誘うような桜の香りもまた、春の到来を知らせるのですーー
四月八日より
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